「私たちは教師として生徒の学力向上を図ることは基より、精神面の強化と豊かな情操を育み、生徒の将来の可能性を限りなく高めるよう誠心誠意努力します。」
「私たちは教育者として自らを律し自分自身の人間性の向上に努め、生徒の模範となれるよう誠心誠意努力します。」
以上2つは、文理学院の「社是」の一部です。
同時にこれらは文理に通う塾生、そして文理に大切なお子さんを預ける保護者のみなさんへの約束でもあります。
文理は学習塾です。生徒たちの学力を上げ、志望校に合格させることが大きな仕事です。同時に「学業」や「受験」を通じて、学力とは別の力や性質、一言でいえば「人間的気質」を育てるのが文理学院の教育理念の根底にあります。
「気質」とは、意欲・粘り強さ・好奇心・自制心・やりぬく力・誠実さ・感謝の気持ち・勤勉性など社会に出て活躍していく際に必要とされる「人間としての性格・性質」といってもいいでしょう。
「学力」はある意味、入試を突破したり企業に入社したりするための「道を拓いていくための道具」となります。自身の可能性を広げる意味でも「学力」をつけていくのは大切なことです。しかし、「学力」がついているからといって社会に貢献できる人材たるかは、また別の話です。むしろ、「学力」をつけていく過程で苦しんだり、悩んだり、壁に当たったりしながら身につけていく「気質」-人間力・人間性のほうが実社会においては大きく問われることになるのではないでしょうか。
我々文理学院の教師陣は、学習指導や進路指導を通じて塾生たちが人として大きく成長し、社会に出て「他者や地域、国家や世界に貢献できる人材(人財)」として活躍してほしいと強く願っています。そのためには生徒たちを日頃からよく観察し、気を配り、声をかけながら時には伴走し、時には前から手を引いて、時には後ろから背中を押して応援していきます。
日本人の「健康寿命」は85歳前後だそうです。それをもとに考えると、15歳の中学3年生はすでにその18%を生きたことになります。また「10代~20代の過ごし方で、その先の社会的地位も年収も決まる」と書いてある書物もあります。私たちは塾生みんなが就きたい職業に就き、社会で人さまのお役に立ち、充実した人生を歩んでもらいたいと強く願っています。それらを実現させるためのお手伝いを、これからも精一杯、誠心誠意させていただきます。
生徒や保護者のみなさんへも、そして教師へも伝えたいこと、考えて実践してほしいことは山ほどあります。ここに書ききれないことは「社長ブログ」で日々綴っていこうと思いますので、ぜひお読みいただきたいと思います。
アポロ11号が月面着陸した年、静岡市に生まれる。
平成31年4月1日より代表取締役社長に就任。
現在も週に数時間教壇に立ち、塾生たちのやる気と向上心に火をつけている。趣味は旅行、ドライブ、神社仏閣巡り、グルメ。また、毎年のように広島の原爆関連施設の視察をし、世界の平和を祈念している。