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8/16(火)お盆明けです。みなさんの普段の活動範囲では台風の被害は大丈夫だったでしょうか。静岡県内では松崎町で大変な被害となっていますし、静岡市内でも大変な雨量を観測しました。羽鳥校に関係する水見色は14日時点で通行止めとなっているようで心配です。
考える力
「しっかり考える」ことでリスクは避けられる。例えば詐欺に遭わなくて済む、不用意な失敗に陥らずに済むなど、「しっかりと考える」ことで自己防衛に繋がるといった内容の記事に出会いました。そして「しっかりと考える」ためには次の『7つの考える力』が必要だと。
1.自己駆動力(能動的に考える力)
2.多段思考力(常に1段先を考える力)
3.疑い力(あらゆることを疑ってみる力)
4.大局力(全体を俯瞰して見る力)
5.微分思考力(物事を細分化して考える力)
6.場合分け力(分類して選び取る力)
7.ジャンプ力(思考の段階を何段も飛ばして考える力)
上の7つをこれまでの経験と照らし合わせて考えると、私は非常に納得できます。力というよりは、「この7つを意識することで、しっかりと考えることに繋がる」と思います。7つの中でビジネスパーソンが特に重視しなくてはならないのは「多段思考力」と「大局力」と書いてありました。この2つは私がよく管理職に伝えている「想像力」とも関係するものです。
考えが浅い(足りない)のは問題だが、考えすぎるのも問題
私は立場上、会社のことを考えない日は無いわけです。今は足元のことはもちろん、特に3~5年先を見据え「考え」、関係者とmeetingを重ね、話した内容を文字に起こし、それを叩き台に「考え」、コミュニケーションを取り、また「考え」……の毎日です。社長としての経験が浅い分、人よりも頭を使ったり、体を使ったりしないとなりません。
『経験や能力が足りない分は学習と思考の研鑽・継続、そして行動でカバーする他ない』のです。
「これでよい」「このままでいい」と”ある種の諦め”を決め込んだ時、成長は止まり、失敗する方向へと舵を切ることになります。この3年半、社の内部改革含め立ち止まることなく進んできました。進んでこれた1つの理由は「考えすぎない」ことです。「走りながら修正する」ことが仕事でも、勉強でも、スポーツでも、芸術でも大切ではないでしょうか?「机上の空論」という言葉がありますよね。理屈は合っていても現場では役に立たない計画や議論をそう言いますが、走りながら(経験・体験しながら)微調整を繰り返し、成功へ向けて進んでいくこともとても大切ですよね。想像力をフルに発揮してよく考えることはとても大切ですが、考えすぎて時間を無駄に喰われるのも問題です。それほど時間はありませんよ。時間は待ってくれませんし、過ぎ去った時間は戻ってきませんし、失ってしまった時間をお金で買うこともできません。
一言でバランスです。バランスを取りながら人生を飛ぶわけです。
そして大切なことを1つ。「変化」「改変」「改革」を行う場合、次のことにも十分気を払う必要があると思っています。
向かう方向が「理に適う」、「時間とお金の垂れ流しを絶対にしない」であるか?
「理に適う」とは弊社で言えば、生徒・保護者のためになり、生徒・保護者が本当に求めていることと、我々が提供しようとしているサービスが合致しているか否かということです。DXやイノベーションなどの横文字に振り回されて、新しいことをやればよいというわけでは決してありません。そのことはコロナ禍でのこの数年で証明されています。そして、「時間とお金の垂れ流しを絶対にしない」とは、企業であればかけた資金以上に利益が出なければ、また、出ないとほぼ確実に予想できるのであれば、「それはやってはいけない」と私は考えています。「時間とお金の垂れ流し的業務」に関わる社員はきっとこう思うでしょう。「この仕事は何の役に立っているのだろう」「私のやっている仕事は誰のためになっているのだろう」と。振り回されるのは社員たちです。だからこそ経営陣は「理に適う、時間とお金が世の為、人の為に活用される仕事」にフォーカスし、意思決定をしなくてはならないのです。私は社長でいる限り、どんなことがあってもこのことを決して曲げませんし、仮に他社で仕事をすることとなっても、この理念を決して曲げることはないでしょう。この考えに沿って「仕分け」を行います。これはやらない、これは「このようにやる」と。
我々の仕事は生徒・保護者と地域の育成のためにある
そのために「しっかりと考える」ことが必要なんです。
責任者という肩書を首にぶら下げた「無責任者」になるでない!
「しっかりと考え、行動する」のが真の責任者。そしてその中でも本物は「保身に走らず、言うべき時には言葉を選びながらも上司にしっかりと意見を伝え、よりよい組織づくりを目指す行動を日々実践する」者だ。そして、そのような本物の責任者を育てる責任は「上役」にあり、その上役は「裸の王様」であってはならない。
今日の1曲㊵
エルトン・ジョン
1969年、私の生まれ年にデビューした英国の至宝といっても過言ではないミュージシャンです。1977年にダイアナ妃が事故死した際にはもともとあった曲を一部編曲し直して彼女に捧げた「Candle In The Wind 1997」はあまりにも有名です。先日の「SDGsの日」でもLGBTQについて少し触れましたが、彼は「両性愛者」を公表しており、同性と結婚しています。音楽だけではなく映画の出演も多く、私が好きな1本「キングスマン ~ゴールデン・サークル」にも登場し、とても驚きました。「Saturday Night’s Alright」「Your Song」「Bennie And The Jets」「Rocket Man」(この「Rocket Man」は米国前大統領が北朝鮮のトップにつけたあだ名とは関係ない)などが私のお気に入りですが、今日は「I’m Still Standing」をおすすめします。失恋した者が振られた者に対して「まだしっかりと立っているぜ、落ち込んじゃいないぞ」と言っている歌詞のようですが、私はそう捉えてはいなくて、エルトン・ジョンが70年代後半に色々なことで苦悩していた最中、自分自身を鼓舞するために書いた歌であると思っています。
Don’t you know I’m still standing better than I ever did?
Looking like a true survivor, feeling like a little kid
And I’m still standing after all this time
Picking up the pieces of my life without you on my mind
I’m still standing
yeah, yeah, yeah
I’m still standing
自分自身を鼓舞する
私は時にそれがとても大切だと思います。自分で自分自身をマネジメントすることはある意味「大人の嗜み」ですよね。
気になったら聴いてみてくださいね。
今回でこのコーナーも40回目ですね。とりあえず50回目を最終回としようと思います。あと10回、誰のどんな曲を紹介していこうか……じっくり考えてみたいと思います。