今日も色々なお仕事を朝から進めてきましたが、ちょっと時間が空いたので「社会科授業研修」を覗いてみました。歴史と公民の授業でしたが、なかなか面白かったです。歴史は「室町時代の産業・文化」について(聞いていたら京都へ行きたくなりました)。公民は「裁判所」(司法権)についてでした。公民の授業は社会の中でもかなり面白いと思うのですね。先日、私の教え子が結婚したと報告をくれました。その子たちが公民の授業をきっかけにニュースや新聞に興味を持ったこと、今でも覚えています。かれこれ13年~14年前の話ですが。
公民は言葉が難しいという意見もありますが、私はそうは思っていません。それは、日ごろのニュースや新聞で目にするものが少なくないこと、そして「まさに今起きていること」を題材に話せるからです。むしろ、歴史のほうが難しい言葉が多いようにも感じます。公民は正しい知識を得て、誰にでもわかりやすく教えるための「言葉選び」や「例え選び」(具体例)が上手くいくと、本当に面白い科目だと思います。
「授業研修」は私塾にとってのサービス強化の根本を成すものです。文理学院でも計画的に授業研修を各地区で実施していますが、まだまだ改善の余地が多いと感じています。10/11(金)は静岡から授業力の高い社員が山梨へ出向き、授業を披露して今後の研修の指針としてもらう会があります。もちろん私も山梨担当役員として参加させてもらいますが、「いい授業」ってものはやはり「いい」のです。簡単に書けば①わかりやすい、②その場での定着率が高い、③やる気になる、④楽しい……といった4拍子が揃っていれば「いい授業」だと思いますね。テストで得点が取れるか否かは授業だけの問題ではなく、その後の対策であったり、チェックテストであったりの「1人ひとりの管理」も大変重要ですから……「通常、いい授業ってのは4拍子揃っていること」かなぁ。授業を披露する側も、研修担当者側も、まだまだ伸びる余地があります。
授業力の更なる研鑽へ。この秋、文理は動きます!!
そのためには10月から授業研修にできる範囲でお邪魔します。来週は静岡の英語研修にも。「関係代名詞」と「不定詞の復習」だそうな……。楽しみです。