SDGsの16番「平和と公正をすべての人に」( Peace, Justice and Strong Institutions )
このアイコンにあるような「社会全体が目指す目標、その実現への理念・活動」を愚弄する行動が、ロシアの指導者によって実行に移されました。ウクライナへのロシア軍の軍事侵攻のニュースが世界を飛び交っています。塾生諸君も含め、多くの方がメディアを通じて見聞きし、心配していると思います。戦争を体験した方々は異口同音に「絶対にやってはならないのが戦争だ」と言います。それだけ悲惨な結果しか生まない人間の愚かな行動の1つが「戦争」ということです。
今年の5月15日には沖縄が本土に復帰して50年を迎えます。1945年に終戦を迎えた後も、沖縄はアメリカ軍の統治下に置かれ、27年間に及ぶ屈辱の年月を過ごすことになったわけです。「鉄石のような厚い壁を乗り越え、険しい山をよじ登り、棘(いばら)の障害を踏み分けて、ついに……」と当時の知事が沖縄本土復帰に際してそれまでの悲願を噛みしめたと聞いています。戦争というのは同じ国の中でもある種の分断を生んでしまうとてつもなく卑劣なものでもあります。
「対話(外交)で平和が維持される」と当たり前のように考えてきた人たちも多いと思います。私も前米国大統領在任中を除けばそう考えてきました。しかし「一国のリーダーによって平和、正義はいとも簡単に破壊される」という歴史上の事実を、我々は今、目の前で見せつけられているわけです。特にウクライナの人たちにとっては「この上無き不安、この上無き怒りが心の中で入り乱れ、どうしようもない感情に苛まれている」ことだろうと想像します。
ロシアの指導者に1mmでも「人道」があるのなら、すぐに軍隊へ撤退を指示し、「対話(外交)での解決に舵を切るべきだ」と強く思います。そう期待します。
どの組織においても「リーダーの判断と決断によって配下の人間は大きく左右され、事によっては生活どころか命さえ奪いかねないのだ」ということを肝に銘じてリーダーはリーダーとしての研鑽をどこまででもやっていかなくてはならないのだと思います。「リーダーとしてふさわしくない人間というものは配下の人々を不幸に導く人間であり、同時に周囲の人たちに不幸を強いる人間である」、「リーダーとしてふさわしい人間は配下の人たちだけではなく、周囲の人たちを少しでも明るく、前向きに、幸せにできる人間である」と改めて思いました。
どんなに素晴らしいスキルを個人として持ち合わせていても、リーダーとしての気質(判断力、想像力、決断力、バランス、配慮、言葉の力 など)と品格に欠ける人はやはりどの組織においてもリーダーにはなっていけないのです。
自分自身への戒めを込めて、また、ここ数年、身の回りで見聞きする出来事を振り返りながら……上のように感じることに至る、今回の大変悲惨で誤った歴史上の大事件です。
できるだけ早く平和的解決に至ることを切に願います。
🦚🦚🦚
春期講習生の募集を開始しました!2022年度は文理で勉強がんばろう!「春期講習情報」は次のURLからGetできますので是非、ご覧くださいね!
山梨県(新しい文理6校): https://www.bunrigakuin.com/info/?p=1567
山梨県:https://www.bunrigakuin.com/info/?p=1563
静岡県(東部):https://www.bunrigakuin.com/info/?p=1556
静岡県(静岡市):https://www.bunrigakuin.com/info/?p=1552
顧客満足度No.1!!の文理学院です。
*詳しくは次の2つのURLをクリック願います
おすすめの高校受験 集団塾 甲信越・北陸ランキング2021年 オリコン顧客満足度調査|調査企業16社の比較・クチコミ・評判 (oricon.co.jp)