【732】日曜日の風景

少々、間が空いてしまいました。日曜日、月曜日と車での移動時間が長く、書く時間が取れませんでして……今週は水・木・金も山梨への出張ですので「週5山梨」といった感じです。嬉しいのは8/29(日)午後4:00に全面開通した「中部横断自動車道」を明日走行できることです。1ヶ月半ぶりの「甲府ブロック校舎長会議」に参加するため、その道を走るわけですが、今からワクワクしています。

子ども食堂

今年は①生徒・保護者の皆様からの募金、②社員有志からの寄付、③夏期講習売上の一部を合計した195万円ほどを子ども食堂への寄付に充てることができます。この活動は社として、また私個人も大変重要度の高いものと認識していますので、ご協力いただいた皆様には心より感謝しております。昨年よりも大変多くの寄付ができるのも、文理に集まってきてくれた人たち、こういった社会課題に関心があったり、困っている人たちを手助けしたいという心根の優しい方々、皆様のお陰です。本当にありがとうございました。

8/29(日)は「子ども食堂」への寄付事業のため「はらぺこ食堂」様(御殿場)と「ゆめ・まち・ねっと」様(富士)を訪問し、皆様からお預かりした大切な寄付金を、心を込めてお渡ししてきました。

昨年同様にただ寄付をしてくるだけではなく、色々とお話を聴かせていただいたり、弊社の考えをお伝えしたりと、じっくりと時間をとって「場を感じる」ことも(お邪魔かな?とも思いつつ)させていただきました。その時の様子はまた詳しく書かせていただきたいと思いますが、一言で……

「この場、この活動が心のよりどころになっている人たちが間違いなく存在する」

ということです。そして……

「コロナ禍という大変厳しい最中でも、私心なき利他の精神に溢れる人たちによって、この場、この活動が維持・継続されている」

ということも改めてひしひしと感じることができました。

他人と比べながら生きるようなことをしてこなかった私も、昨年から始めたこの寄付事業を通して感じていることを正直に書けば「私がお会いしている子ども食堂や子どもの支援活動をされている方々に比べたら、私自身の行っていることや考えていることは何と浅くて狭いのだろう」ということです。誤解の無いように書き添えておきますが、自分の仕事を卑下しているのではなく「もっと生徒・保護者・社員のこと、地域・社会のことを考えて社業を進めることができるはずだよね」という自問自答みたいなものがふつふつと心の中に沸いてくる、といった感じです。昨年同様に現地へ足を運び、お話を聴くことで、現場を自分の目で観ることで、大変勉強になるし、勇気をいただけるし、襟も正せます。

今週から来週にかけて、もう3か所へ寄付をしに伺います。同席する社員の感想なども交え、また書きたいと思います。

1人ひとりの優しい心根がことばや行動に繋がり、そのことばや行動が環境づくりや人を動かす原動力となる。その結果「誰1人取り残さない社会」(No one will be left behind. Leave no one behind.)を実現できるのだと思います。つまり「心根を育てる」ことがとても、とても大切であると私は確信しています。

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