【725】Synergy Effect

8/21(土)は朝9:30に安西校を開けて生徒を迎えました。中3で1名、中1で1名がテスト勉強に来ており、一生懸命机に向かっています。そして、午後1:00からは中1が、午後4:00からは中2がそれぞれ「テスト対策授業3コマ+夏期講習最終回3コマ」の合計6コマの授業を受けます。天候も良くなってきましたので、午後4時前後には校舎前が自転車で埋まるでしょう。私は今日も授業の合間に「自転車整理おじさん」として力を尽くしたいと思います!!

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人間に一番大事なのは「心の力」。心を養ってくれるのが「言葉」。いい言葉を聞けば聞くほど、使えば使うほど、心が豊かになり、心の力が強くなる。

上の言葉をある書籍で見つけました。社会教育家の田中真澄さんという方の言葉だそうです。

大変共感できますね。「言葉の大切さ」に関しては常日頃、社員にも伝えていることです。

「使う言葉と、言葉の使い方が大切」だと。

特に身の回りにいる社員にはよく言います。それがこの数年間度々……なので、やはり明らかに「人間性や心根、視野、視座が変わってきた社員」が増えています。また、そのような社員たちと一緒に仕事をすることで、自分自身も勉強になり、成長のシナジーが生まれてくるわけです。

Synergy Effect

日本語では「相乗効果」と訳されます。簡単に言えば「1+1=∞」ということです。しかし、その「1」が重要なんですね。「良い1」同士が共同で事に当たれば、無限大の効果に繋がっていくわけですが、「悪い1」では真逆の結果に繋がってしまうわけです。そう考えると、自分自身が「良い1」であろうと努力し続けることが、「他の1」とチームを組んだ時に「より良い相乗効果を生み出す」ことに繋がるのです。そう考えると、やはりチーム・プレー(スポーツや仕事)でも絶対に欠かせないのは「個の力」なんですよね。

「組織の長」(弊社では校舎長やブロック長、課長や係長といった役職があります)が「良い1」であろう、なろうと学習していない場合、そこの部下はなんと不幸であろうかと思うのですよね。「本を読まない」、「新聞を読まない」、「ニュースを見ない」など、私から言えばそんなのは「長、失格!」ですし、そのような学習しない長には心から大切な会社の財産でもある社員を預けたいとは思えません。保護者からすれば「勉強・学習していない教師に子どもを預けたくない」のと同じでしょう。

そしてもう1つ言いたいのは「勉強しているつもり」というのも大変よろしくないわけです。「多読より精読」といった内容でブログを過去に書きましたが、「良書を繰り返し手に取り、自分自身の生き方や言動にキッチリ反映させる」ことが大切ですよね。昨日も書きましたが「知識がある、頭がよい」はただただそれだけなんです。「持っている知識や知恵をどう生かして世の中の為に働くか」、「どう生かして自分自身の豊かな人生を創り上げていくか」が重要だと思うのです。

塾生諸君も今、一生懸命に文理学院で学んでいることをテストで点を取るため、志望校に合格するためといった狭い視野で捉えずにいてもらいたいと思います。「文理での勉学を通じて得るもの」はそれだけに止まりません。

これから自身の人生をよりよく生きていくために必要な人間力、人間性、気質を身につけるための貴重な時間を過ごしているのです。

これからも文理学院の教師と塾生、そして保護者の皆様と連携しながら、よりよい相乗効果(Synergy Effect)を生み出していきましょう!それにはまず「個」が1mmでも成長するよう努めることから始めたいですよね!!私もその1人として成長していきたいと思います。

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