8月に入りましたね。昨日は都留へ、甲府へ、豊田へと1日ぐるぐるお仕事を。目まぐるしい1日となりましたが1つひとつのお仕事が順調に進んでおります。今日は中3長文読解の指導(ちょっと難しかったかな??最上位クラスは付け加えをし過ぎてしまい難しく感じたかな??反省もありの「学調・入試対策」でした。夜は中1のテスト対策授業です!
8/1(木)の新聞紙面を飾ったものの中で注目すべき1つは「全国学力テスト」の結果と分析・講評でしたね。小学生の全国平均は国語64点ほど、算数67点弱。中学生では国語73点前後、数学60点ほど、英語56点ほどとなっています。
静岡県での平均は小学生国語65点、算数66点。中学生国語75点、数学62点、英語58点といった結果でした。政令市である静岡市でみると小学生が順に66点,67点、中学生は76点,62点,59点だったそうです。
山梨県での平均は小学生国語62点、算数66点。中学生国語75点、数学60点、英語55点といった結果でした。
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英語に関しては①基本的な文法ミスが目立つ(三人称・前置詞)、②「話す」(表現力)が弱いといったことが浮き彫りとなったようです。私個人が感じるのは「話すのにまだまだ慣れていない」ということではないかと感じます。また、「う~ん、前置詞って結構難しく感じる生徒が多いからなぁ~」なんて思うところもありますが……。私としてはインプットすれどもアウトプットが薄いことが『話す力』がついていない結果となっていると思うのです。「書く」に関していえば英作文などの指導を通じてアウトプットする機会が多いと思うのですが、「話す」に関してそれが薄いだけのように感じています。では、「どのレベルの話す」を目指すべきか。個人的な見解としては「中学生の英語の教科書に載っている英文でよく日常で使うものを話せれば十分だ」と思うのです。もちろん目指す職業によってはそれでは全く足りないわけですが、それはそれぞれが目指すレベルに引き上げるための教育を義務教育以外で受けていけばよいと思います。いわゆる4技能のうちの1つ「話す」は「日常会話をできるよう教科書レベルの英語をどんどんインプット→アウトプットを繰り返しさせましょう!」というのが現実的且つ具体的な方法ではなかろうか??『日本の英語教育は崩壊している上、向かっている方向がおかしく迷走している』という見解も多くある中、私個人の考えの一端を書けばこんな感じです。高等部の英語スペシャリストである西田先生はもっと面白いことを言っていましたが、だいたい同じような考えでしたので通訳をできるような人でもそう感じるんだなと改めて思った次第です。
全員が同じところを目指すのは変ですよね。ある一定のところまではよいとしても、その一定の基準をより現実的且つ具体的にしてあげたほうが生徒だけでなく、学校の英語教師も助かるのではないでしょうか。
お陰様で今年の文理学院夏期講習の受講生(塾生以外)は昨年比で大きく増えております。受講いただいている生徒さん、その保護者のみなさんには厚く御礼申し上げます。8月の1ヶ月で生徒のみなさんが大きく成長できるよう精一杯指導に当たってまいります。本当にありがとうございました。