昨日は4月に予定しコロナ禍で延期となっていた「ブロック長研修」を開催しました。10:30~14:15(軽食挟み)までと長丁場でしたが、大変有意義な研修になったと思います。
夏期講習や9月入塾者数・生徒数などの分析や評価を一瀬常務が担当しブロック長たちに労いの言葉とともに「大成功」であったことを具体的に伝えてくれました。研修全体は中川執行役が進行役として担当してくれました。準備には大変なご苦労があったと思います。本当にお疲れ様でした。
私から研修会全体の感想として
育成・指示・管理・アドバイスの根っこに何がなければいけないか
アドバイスの解と「引き出し」、学習
すべてが「先生」と捉えることが自己啓発のスタート
子どもにできることは、部下にもできる
「優れたリーダー」(資料提示)を決意して目指せ
などをちょっとした話を添えて伝えました。
また、私にも研修の最後に30分程度の役割がありましたので、事前に準備してきてお話したことは……
「管理職としての学習」
何度も繰り返し読むべき7冊、お薦めの本20冊、読んでおくとためになる16冊の合計43冊をタイトル、出版社、金額を提示しなながら「管理職としての学び・学習の重要性」、「自己啓発の大切さ」を説きました。(これはもう何年も言ってきていることではありますが)
「管理職の基本」
私が書籍、セミナー、講演会などで学ばせていただいた「私の管理職時代の仕事の軸・基本・型・流儀」を箇条書きで列挙した、いわば「管理職心得ポイント集」的なものと、社内の「改訂版ブロック長業務マニュアル」を提示しました。私個人はこれらのことが正しく理解され、正しく日々実践できれるように育てば「一流の管理職に近づける」と考えています。「近づける」というのは……最後に記載しておきましょう。
「76期経営方針」
最後に提示したのは第76期(2020.10月より)の経営方針です。2019年4月社長就任前から色々な改革に着手してきましたが、76期も「大改革断行」の1年となります。これに関してはここに書くことは当然できませんので、ここまで。
「一流」は最終的に「人間性、人格」で決まります。どんなに知恵があろうが、どんなにスキルが高かろうが、それで「一流」とはとっても言えないわけです。その意味では私も含め「一流」になるべく日々、自分自身を研鑽(自己研鑽)していく必要があります。その根底には「徳を積む」ということがあり、それを土台に「知識、技術を磨く」ということであるように思います。1年を通じて行ってきたSDGsの活動は、これからも継続し(まさにサステナブル)具体的に進めていくのですが、それらの考えや活動は正に「徳を積む」ことに直結しています。
そして社の内外を問わず管理職(課長・係長レベル)の人たちに向けて書いておきたいことは……
読んだ・聞いたことを自身の学びとし、血肉とし、それらを実践し、結果として部下の成長や仕事の成果に繋げなければ自己研鑽をしたとは決して言えないし、言うべきではないと私は考えています。本を読んだり、講演会やセミナーに参加したりしている自分自身に酔っているような管理職は早くその場を降りたほうが部下のため、会社のためだ。