【454】基本を軽くみることなかれ

9/7(月)は豪雨の中(特に身延から増穂あたりまでは大変でした)甲府地区の社会科授業研修に参加するため石和校舎へ。新人さんの授業とベテランの授業を2本見させていただきました。①素朴な疑問、②自分の1年目の苦労、③組み立ての上手さ、④聞きやすさ、見やすさなど、いろいろと思うところがあったわけですが……少々「授業論」を。

経験の浅い時に一番身につけなくてはいけないのは「型」です。スポーツや格闘技でも「型」は重要視され、トップレベルの選手ほど「型」を重視します。私たちの仕事でもやはり「型」が重要で、その習得は経験の浅いうちでないとなりません。なぜなら、悪い癖がついた後では型は付きにくいからです。「授業」に関してもやはり「型」が大切です。型ができていない教師の授業は毎回やり方が違うため生徒たちは受けづらさを感じます。担当教師が変わると最初のうち生徒から不評を買うケースがあるのはそのためでもあります。そして、本当に実力がついてくると「型破り」な仕事ができるようになります。それも「型」があってこその「型破り」なわけです。

私にも「型」がきっちりあります。基本的にはその型に沿って授業を行ったり、教材を作成したり、チラシを作ったり、その他の仕事を進めたりするわけですが……「型通りいかない」場合もあるわけです。それでも基本である型ができているからこそ、大きなブレを作らずに仕事ができるのだと思います。

何事も「型」は非常に大切です。「型」(基本)を軽視してはなりません。特に経験の浅い時期には。

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