8/17(月)は朝10時前から仕事にかかりました。メールの返信などを行い、授業準備をし、会議の資料を整え……そうそう今日は次のことについて書いておきましょう。
私的仕事術
手前味噌ですが私は仕事が早いほうだと思います。仕事の合間にブログを書くわけですが、それも含めて私の仕事術は「3つ~5つの仕事を同時並行で行う摘まみ食い」です。例えば、①会議資料、②授業準備、③メール返信、④数か月先のお仕事、⑤ブログの5つの仕事があるとしましょう。これらを同時並行で行うということです。当然いっぺんにはできませんので、どの仕事も「一時、中途半端に放り投げておく」ことをします。①の仕事を途中で切り上げ②にかかる。②が粗方できたらちょっと寝かせて③をやる。③が終わったら⑤にかかり、途中まで書き進めたら保存をして放り投げておく。そうこうしているうちに④のアイデアやイメージが浮かぶのでメモを残し……①にもどって…。なんて感じです。仕事にかかる前に「本日、絶対に終わらせる仕事を決めてから出社する」わけですが、「今日はちょっと頭の働きが悪いなぁ」という日は、PCの傍らに箇条書きでやるべき仕事をまとめたメモを置いておき、消し込みながら進めていきます。
1つのことに時間をかけて深くじっくり考えることも大切ですが、それをやっていると「煮詰まる、壁にぶち当たる」わけです。壁を回避しながら仕事を進めていくための方法が、この「摘まみ食い仕事術」です。他人から見ると「あれ?さっき別の仕事をしていたのに飽きちゃったかな?」と思われるかもしれませんが、確かにそれもあります。同じ作業をしていると飽きるので、複数の仕事を同時並行で摘まみ食いしながら前へ進めていくといった感じもあります。結果的に複数の仕事がほぼ同時にバタバタと終わっていくのも、この「摘まみ食い仕事術」の楽しいところです。
摘まみ食い仕事術
慣れるまでは少々違和感があるでしょうが、おススメです。
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仕事のやり方について書こうと思ったのは、過去の「校舎長研修」の資料を見直していた時にふと思ったからです。文理学院に入社して以降、様々な場面で「校舎長研修」を担当させてもらいました。この9月にもブロック長研修と指定校舎長研修を開催・担当する関係もあり、過去の資料にざっと目を通しました。2014年7月と2019年9月に実施した自作の校舎長研修資料を見ながら「校舎を担当していた頃の基本的な仕事のスタイルは1mmも変化していない」と感じました。変化しないということは、良い方に捉えれば「それが完成形である」ということです。その完成形に至るまでには22歳の頃から数年間試行錯誤や成功・失敗を積み重ねながら「自分なりの必ず成功する校舎運営」のメソッドを確立できたのだと思います。校舎運営はやみくもな自己流で成功するものでは決してありません。50名規模の校舎が100名になったら万万歳か??といえば実はそうでもなく、力量高い別の校舎長が担当したら同じ時間で150名規模の校舎になる可能性もあるわけです。また、塾・予備校の看板で人が集まってくるような時代でもありません。そう考えていくと校舎の責任者には「成功するための理念、哲学、志そしてメソッド」が必要不可欠です。文理学院の校舎長、これから校舎長になっていくだろう人も含めて「どの場所でも、どの校舎でも半年できっちりと結果を出せる力量」を身につけていってもらえたら……とイメージしながら9月研修の準備をそろそろ進めていきます。
と、いっても9月の研修、私だけが担当するわけではありませんが……。