【414】平和について考える月「8月」

本日8/4(火)は富士・富士宮経由、国道300号、中部横断自動車道で双葉へきました。家を出て3.5時間かかりましたが、国道300号(本栖湖から身延町に抜ける山道)がドライブするのに面白くて飽きることはありませんでした。双葉校で中3・中2英語指導です!

8月

平和について考える月間のスタートです。

戦後75年目を迎える今年、例年の通りこれから数回「戦争、平和、原爆」に関する内容のブログを書きたいと思います。8/1(日)長野県の戸隠へ日帰りで行ってきました。それに関してはまた書くとして、その日の深夜は別々の局で2本のドキュメンタリーを深夜2時過ぎまで視聴しました。奇しくも両番組ともに「被服支廠の存続」に関する内容で、実際にその場所を訪問したことのある私には勉強になるのと同時に、いろいろと考えさせられるものでした。

広島市南区にあるこの被爆施設4棟は1棟を国が、残り3棟を県が管理しています。軍服などの作製・補修・管理を主な業務とし「軍都広島」の重要な役割の一角を担っていたこの場所は、現在、膨大な管理費用を巡り、県は2棟を取り壊し1棟のみ保存という立場。それに対して広島市や被爆者団体は貴重な被爆建造物として全棟永久保存をと主張をしています。どちらの意見にも納得できる内容がありなかなか難しい課題ですが、県は今年度中にこの件を決着させる態度を取っているとのこと。個人的には広島原爆資料館と同じように、見学者を招き入れて収入を得ながら全棟存続させる方向がよいのではないかと思います。恒久的平和への被爆都市の大きな役割と運営を包括的に見直したほうがよいと私は考えます。例えば市内の被爆関連施設のツアーを外国人向けに企画する、全国から中学生の修学旅行生を受け入れるなど、できることはまだまだあると思うのです。「原爆の恐ろしさや戦争の悲惨さを訴えながら、平和維持の重要性を訴え、同時に全般的な運営に関わる経費を賄うために収入を今まで以上に得ていく手法」を考えれば知恵は出てくるはずです。現地の人たちよりも、むしろ私たちのような外から広島を見ている人間のほうが、アイデアが出せるかもしれません。

8月は「平和」のありがたさに感謝すべき月。そのためには「戦争」に関して少しは知識を得る必要があると思います。その1つとして私もそうしてきたように「広島」をテーマとするのも良いのではないかと思います。参考までに以下のURLを載せておきます。

https://hiroshimaforpeace.com/

お時間があればぜひ覗いてみてくださいね。そして、1度でもいいから早いうちに(若いうちに)ヒロシマを歩いてみてください。

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