コロナ禍で 旅に出られぬ ジレンマを
旨い食事で 消し去るひと時
連休も 丸々休めぬ この頭
美味にまみれて 束の間の幸(さち)
夏期講習生募集最終段階であり、夏期講習授業開始直前の「海の日」、「スポーツの日」。丸々仕事ではないものの、やはりやることは多々あり……。コロナ第2波と思われる感染者の増え方に出かける気持ちもやや削がれ、それでも「そうだ!早朝に家を発ち、食べたいものだけ食べてとんぼ返りを!」と日帰りで駒ヶ根と浜松へ行ってきました。両日ともに深夜は羽鳥校でお仕事でしたが、それでもよい気分転換となりました。
ここ数日抱えているお仕事は羽鳥・双葉の夏期講習授業のための準備(スケジューリング、打ち合わせ)に、9月以降の活動の準備、甲府・静岡のブロック長から上がってくる冬期講習などへ向けての細かなスケジュールのチェック、2021年度へ向けた下地づくりのための勉強、5年先へ向けての情報の整理などなど……
「明日のための仕事、数か月先への準備、数年先を見据えた下地づくり」
毎日毎日、その連続です。その中で1つ確実に言えることは
「毎日毎日、そのことを考えてると、必ずよい方向へ進むための解答を得ることができる」
ということです。そう、毎日毎日考えるのです。「広く、深く、狭く、浅く……」そのことを考えに考え抜くのです。私もやっとではありますが、この立場の仕事にだいぶ慣れましたし、コロナ禍でだいぶ鍛えられたような気がします。そんな頭の中が忙しい自身にとってのご褒美は「美味しい美味しい食事」です。
片時も頭から離れないのは……「美味しい食事」かも(笑)しれません。
そうそう、昨日の鰻屋さんで隣にお座りになった71歳のお婆さん。「あ~美味しかったぁ」と呟きながら隣を見たら目が合いまして。そこからそのお婆さんの話に15分ほど耳を傾けました。とにかくよく喋る方で、私が口を挟む隙が微塵もありません(笑)。彼女の鰻が焼けてテーブルに運ばれてきても箸袋から箸を出しながら話が進みます。重と椀の蓋を取ってから数分で話は終わりました。話の詳細は割愛しますが、大病を克服してあちこち美味しいお店をお一人で巡っているそのお婆さんから得たことは……
絶対に自分自身を諦めない
生きることに一生懸命に
いい意味で欲張って
鰻の味とお婆さんの話を噛みしめることができた心地よい時間でした。
お腹すいたぁ。