振り返ってみれば、体力も気力もあるときに、辛い仕事をいっぱいやったことが、将来に繋がった。
ニュース解説などで有名な池上彰さんの言葉です。
同感です。だいぶ以前(もう7~8年前だと思うが)、現在も社内で活躍しているある社員に同じような話をしたことがあります。「20代、30代で遊びほうけていたり、仕事に対して線を引いたり、全力を出し切らなかったり、文句たらたらだったり、斜めに見たり、斜に構えたりする人は40代以降はなかなか伸びないし、逆に年を重ねるごとに不必要な苦労を背負いこむことになる」、「人が遊んでいる時に、長いものに巻かれることなく仕事に勤しみ、着実に仕事で成果を出し続けていくことが40代、50代以降の人生を変える」、「若い時に苦労すれば、後で楽ができるという話ではない。若い時の苦労は、その後大きな仕事、やりたい仕事にチャレンジできるチャンスが巡ってくる確率が高まる、という話。だからこそ20代,30代(場合によっては40代)で本気で仕事をしなくてはいけないよ」と……彼はもちろん覚えているだろう。だから今の彼の仕事がある。
400回目として弊社の若者へ贈ることばです。
本物のプロになるべく、毎日必死で黒板の前で練習する若者がいる。
成長するためにわざわざアドバイスを乞うてくる若者がいる。
先輩たちの言動を教師とし、ある時は反面教師とし、日々成長を遂げている若者がいる。
今月は明後日以降も含め10名もの入社希望の若者と個別説明会・入社面接で会いますが、リクルートの仕事に携わっている身として、既に採用し、現場で活躍している若者たちの直向きさを見聞きし、心から採用してよかったと思う今日この頃。文理の今を作るのも、文理の10年先を創るのも、私の大事な仕事です。だからこそ、若者へ上の言葉、下の言葉を贈ります。
未来の文理を背負って立つ若者よ!一生懸命努力精進して、まずは素晴らしい教師に成長せよ!!