6月に入りましたね。今日は夕方からテスト対策授業が5コマ。来週から再来週にかけて、豊田校に通う塾生たちは今年度初めての定期テストを迎えます。精一杯最後までやり遂げてほしいですね。同時に今日は富士吉田地区の保護者会が行われます。富士吉田・下吉田・河口湖の3校舎の塾生と保護者が一堂に会し、教師や先輩の話を聞く会です。「地域No.1実績を誇る文理学院」が満を持して開催する保護者会。私もテスト対策があれば駆けつけたかったのですが、やはりここは新設校舎を地域No.1にするための仕事を優先させていただきました。吉田地区の報告が楽しみです。
はい、授業が終わりました。
手ごたえを感じる5時間でした。テストへ向けての個々の仕上がり具合が私のイメージに近づいてきました。もちろん英語が苦手な生徒はまだまだ正解率が高くはないですが、「今までとは違う!」と実感している子たちが多いように思います。5コマ目の中3豊田・高松クラスでは生徒たちの前向きな姿勢、1点をもぎ取っていこうとする集中力に、この2ヶ月の成長を窺うことができました。
一般的に子どもたちは驚くほどのスピードで成長していきます。逆に大人の成長ってわかりにくいところもありますが、それでもその人の言動から大きな成長を感じ取ることができる場面もあります。私の周囲にも何人かそのような人がいて、それを見ながらこっそり目を細めています。人間ていろいろな欲がありますよね。その中でも「成長欲」ってのがあるように思うんです。実は私、今その「成長欲」に溢れています(笑)。実務的な話ではなくて「人間としての成長」をもっとしていきたいと心が躍っている感じです。
話は変わりますが、今日とてもびっくりするのと同時に嬉しいことがありました。それは某SNSで私を見つけた教え子からメッセージがありました。「先生、覚えていますか??」と。27歳になるその元教え子はお子さんも2人、もう立派な大人です。小5~中3まで指導した生徒でしたが、光陰矢の如しとはよくいったものです。「まだ、富士宮の校舎にいますか?」とお子さんを連れて会いに来てくれるようなコメントも。本当にうれしいですね。数日前にも別の教え子から「癌専門の病院への就職が決まりました!」と校舎に電話があり、それも本当にうれしい出来事でした。その生徒も小4~中3まで指導しましたが、中学生の時に志した「癌専門の看護師になる」という夢を叶えたわけです。
私たちは生徒の役に立つべく教壇に立っているわけですが、このような形で「幸せのお裾分け」をいただけることがあると「勇気をもらっているのはこっちのほうだね」と思うわけです。それと同時に「お互いに歳をとるわなぁ~」なんて思うわけです。特に自分がね~(笑)
昨日、ある社員と仕事終わりに食事をしながらこんな話をしました。「生徒がさぁ、文理に通ったおかげで人として成長できたと思いますとか、やりぬく大切さを覚えましたとか、努力できる人間になりましたとか……合格できましたよりも、そんな風に卒業生が言ってくれるような塾にしたいよな」と。
成長する、成長させる学習塾。それが文理学院だ!!