【332】塾生・保護者の皆様宛て

先ほどまで甲府南西校舎から配信の中3SS授業の英語・数学を見学しました。英語は「現在完了形」(経験)の指導を、数学はルートの複雑な計算を指導していましたが、どちらもわかりやすい授業でした。現在は国語の指導に入っています。65分授業×3時限という少々長めの授業ですが、流石はSS生です!手の上がり方などから判断するに、総じて集中して受講しているようでした。

文理学院は休講した授業の振替授業を兼ね、GW期間の4/29(水)~5/6(水)の8日間、1日たりとも「教育を止めずに」オンラインでのライブ授業を配信してきました。

通常、カレンダーの赤い日は授業を「休講」としていますが、今年はそうはできませんでした。学校休校により全く授業が進まない状況を、私塾として指を銜えて見ているわけにはいかない。かといって、教室での対面指導を通常通り実施するには3月とは違った状況下にある。その中での決断、一時的措置が「オンラインでのライブ授業配信」であったわけです。塾生とその保護者の皆様には、大変なご協力とご理解を賜り実現した今回の「教育を繋ぐための非対面授業」ですが、もう少しの期間、この形で指導を継続させていただきます。

静岡県・山梨県ともに「特定警戒都道府県」ではありません。また、それにより自粛・制限に関しても徐々に解除されていく可能性もあります。しかしながら……

①公教育現場では今のところ(5/6午後3時時点)「開校日程」を明示していない自治体がほとんどであること➡つまり、教育の現場でも安全確保などを深く検討しているということです。

②政府から経済活動再開へ向けた指針は出ていますが、それを受けた地方公共団体(県・市)が具体的にどう要請・指導を出すか、また「公教育現場での授業再開」に向けてどのような指針を出すかを確認する必要があること➡我々が指導している塾生のほとんどは「市立・県立の学校に通う生徒たち」ですから、地方公共団体の考えを重視する必要があります。

③塾生・社員とそれぞれのご家族の安全を守るため、対面指導の開始時期について見極める時間をいただきたいこと➡これが一番の理由です。

以上3つの理由で文理学院では「GW明けの明日から通常授業を再開する決断はできません」

塾生・保護者の皆様には、ぜひこのような文理学院の考えにご賛同いただき、もうしばらく「オンラインでのライブ授業」で学習を進めてもらえるようお願いしたいと思います。今週から各校舎にて「5/11(月)以降のオンライン授業時間割・教材の配布」を行っていますが、公教育機関での休校解除(開校)をもって、文理学院でも教室での対面指導(通常通りの授業)へ徐々に切り替えて参ります。

㈱文理学院 代表取締役社長

小倉 勤

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