【1,587】つらつら

9/6(金)です。

暑さの中にも秋を感じることができる日が少しずつ増えてきましたね。今日は朝10:30からお仕事を開始。午後の会議の準備、月見校のblog、メールの返信などをし、ただいま正午を迎えました。

明日の授業の準備—学調が終わって9月初めての受験対策授業「土曜特別特訓」(土特)の英語—をしながら、最近のことや今年を振り返ってあらためて思う。

自分自身が変わらなくては、何も良い方向へはいかない。変われない、変わらない人が現状に不満を抱いたり、文句を言ったりすること自体がお門違いだ。

似たようなことはあちこちで話をするんですよ。しかし、なかなかそれを理解できない人が多い。老若男女問わずそう感じる。あっ、この話は私自身の反省を含めての話なんですがね。「自分が変わらなければ、何も良い方向へはいかない」のです、間違いなく。よく「他人は変えられないが、自分は変えられる」なんて言葉を耳にしますよね。しかし、言うは易く行うは難しで、それは理解できるのですが……。偉そうに言っても、言っている本人が言っていることを実践できていなかったり、良い意味で変わっていなかったりする場合、周囲の人は冷めた目なんですね。だから大切なことや、伝えたいことが伝わらない。聴き手が冷めているから伝わるわけもないのです。やはり「言行一致」って大切だよなと思うわけです。特に組織で上に立つ人間や先生と呼ばれる人間は「当たり前の人の心理」を理解し受け入れた上で事に当たらにゃならんわけで……。

例えば企業というのは小さな組織の集まりから成るものですよね。課・部などから形成されているわけですが、その1つひとつの小さな組織がキッチリ機能し、初めて企業全体が良い方向へ進むわけです。その小さな組織を率いる長がしっかりとしていなくてはなりませんが、そうなるためにはその上の人がしっかりしていなくてはならないわけで……とこのまま書いていても堂々巡りになりそうですからここらで切り上げ、ここまでで何を言いたいかと言えば「一人ひとりが必要に応じて、立場に応じて適切に変わる、成長することが大切だ」ということです。

社内に目を向けると「Aさんは発言に責任感が滲み出てきたなぁ」「Bさんは積極的に仕事を取っていくようになっているなぁ(苦労を買っている)」「Cさんは腹が座り安定感が出てきた分、仕事での成果が出ているのだなぁ」なんて感じる場面があります。その人たちは間違いなく「変わっている=成長している」のです。

そして最後に書いておきたいのは……

「変わることで手に入るものは数々、変わらないことで手放さなくてはならないこと、離れていくもの数々」

ということです。企業人の方々には誤解の無いように書き添えておきますが「相手(顧客・会社・上司など)の都合の良いように変われ、成長しろ」と言っているのではありません。「相手に必要とされるよう変われ、成長しろ」と言っているのです。(この差、わかりますか?)正にそれが「利他」ということです。

学生諸君やその保護者もどこか早いタイミングで「現実を直視し、意識して変わる・成長する」ことにエネルギーを使わなくてはならないと思います。例えば生徒で言えば、普段からとてもがんばっているのに思うように結果が出ないといった場合「がんばり方を変える必要」がありますよね。闇雲に問題を解いているのなら「できていない問題に絞り、その理解を深め、自分で説明できるようになることに重点を置いて学習する」など、改善の策はいくつかあるはずです。そのお手伝いや具体的なアドバイスをするのも私たち文理学院の教師陣の大切な役割の1つです。テストが終わって結果に対して不安や悩みが生じた際には、遠慮なく相談してくださいね!!校舎長を中心に親身になって聴き、よいアドバイスや具体的なフォローアップを提案してくれるはずです。

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