夏期講習未受講者へ贈る「約1週間の体験授業」です!
8/20(火)です。
今日は午前中から「入社試験→入社契約→来客」と夕方まで予定ビッチリ!今日も1日明るく、元気にがんばりましょう!!
7 hours
大好きなNHKの番組「72 hours」にかけて、今回のタイトルは「7 hours」。これは7月に行った中3塾生向けの「進路決意会」の中で私が話したことで「大学受験へ向けて高校2年の秋から受験まで、1日の平均勉強時間は7時間だったよ」と。校舎長時代、保護者会などでも同じような話をしたのですが……。今回「決意会アンケート」の中で複数の生徒が「7時間って凄い」等と書いてありました。今回はそれができた理由を書いておきたいと思います。結論は「決して凄いわけではない」ということなのですが……英語では??
やるものとやり方を決めた
①大学受験用の「単語集」、「熟語集」を3冊全て覚える(書けるように)。確か出版元は桐原書店、受験研究社、ワニブックスだったなぁ。藁半紙に繰り返し繰り返し書いて覚えていたので、利き手の紙に当たる部分が常に真っ黒になっていました。
②毎日「長文読解」をやる。~まずは読んで問題を解く。その際、知らない単語や訳しにくい英文にチェックを入れながら読む。解答し終えたら、チェックした単語と英文を辞書を引きながら覚えたり、理解したりする。1日5つ~6つは読んでいたんじゃないかなぁ。「模試の過去問」や「赤本」、「標準問題精講」(旺文社)などを読み漁っていました。
③その他「文法」に関する問題集(旺文社だったかなぁ)、「発音」に関する薄い問題集(どこのだったかなぁ)などは、正直なところ上の2つ「語彙力を伸ばす、長文読解力をつける合間の箸休めとして」勉強していました。なぜなら、第1志望大学の問題を自己分析した結果「読解」「速読」を要求するものが多く、そこをきっちり得点できれば70%の正答を得ることができ、合格できるだろうと踏んだからです。つまり「ゴールへの最短距離を飛ぶための学習」を自分で考えてやっていました。
で、なぜ1日7時間の勉強に至ったか……理由は3つ。
「自己学習のため非効率だったから」
塾や予備校に通っていれば、もっと効率良く効果の上がる学習ができていたに違いないと感じます。まぁ、時間がかかっちゃったんだよね~、って感じです(笑)
「合格へ学力が足りなかったから」
実力が足りない分は努力で補うしかない。才能がないのであれば努力で補うしかない。勉強だけではなく、スポーツ(テニスをやってました)でもそれを十分理解していましたから、人より上に立ちたい、自分自身をより高めたいと「本気」で考えれば、足りない分を補うためにできる努力を最大限やるしかないのです。
「夢中になれたから」
語彙力がついてきている実感、長文が速く正確に読めるようになっていく実感。すると勉強するのが面白くなってくるんですよ。面白くなってくると、時間を忘れるくらい夢中になるんですよ。
本気が努力を支え、努力の果てに夢中がある。
夢中は才能も努力も超えていく!
私はそう思います。
結果的に1日7時間の勉強を苦にせずできたということです。あらためて振り返ってみて「受験勉強を本気でやった結果手に入れることができたものは……??」
1.第1志望校合格
2.気質(意欲・粘り強さ・好奇心・自制心・やり抜く力・感謝の気持ち・勤勉性など)
3.仕事・社会的地位(学習塾の先生、管理職、経営者)
その中で、私の一番の財産は「気質」です。
文理学院に通う全ての生徒に、勉強を通じて一番手に入れてもらいたいもの、それは「人間的気質」であります。