【1,559】エール

8/4(日)です。

近所のスタバでお仕事を。その1つ「月曜日の授業の準備」をしたのですが、いい感じで捗りました。明日から中3は「長文読解」の指導に入っていきます。自分で作成した問題を解きながら、改めて「そう、ここを教えたかったんだよなぁ」と山場の確認を。

スタバのビバレッジではチャイティラテやほうじ茶ラテが好きなんで、それらを頂きながら。3時間ほどテーブル1つを占拠(笑)。「久しぶりですね」と店員さん。確かに彼女とは久しぶりですが、実はここ最近スタバでお仕事していること多いのです。集中して考えたいことがある時などは場所を変えて仕事をすることで頭のリフレッシュができ集中して仕事に取り組むことができます。

長野県松本市へソースカツ丼を食べに行ってきました。2回目のお店ですが、今回はガッツリ食べてみたいと、ロース・ヒレ・エビが乗った丼を。ごはんが500gと書いてあったので300gに減らしてもらい(笑)……もう、そんに食べれんのですよ~。1日これ1食で十分です。大変美味しくいただくことができました。帰りは松本→塩尻→諏訪→茅野(ちの)……と国道20号線など一般道をラジオ聴きながらドライブを。気持ちのよい休日となりました。

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さてさて、タイトル「エール」の前に私の個人的な考えをダラダラと。最後に受験生、若者へのエールを。

日本人は「骨抜き」にされているのでは??

「日本人は働きすぎ」「ワークライフバランスが大切」「働き方改革を」「育児休暇を」などなど、色々な声が飛び交う中、働きやすさを促進するための様々な改革が彼方此方の企業で行われてきていますよね。弊社もその中の1つで、この数年「諸改革」を断行してきました。夏期講習期間中の勤務時間短縮もその1つです。

しかし、ふと思う時があるんですよね。「資源も食料も無いこの国の国民が欧米諸国の人たちや資源が豊富な国の民や食料自給率の高い国の人民と同じような感覚で進んでいっていいのでしょうか?」と。

こんなことも感じる場面があるんですよね。「若くて体力のあるうちに我武者羅に仕事をし、「仕事上での実力」を高め、特に出世欲が強かったり、高収入を目指したりしている人は、組織内での地位を早めに上げていく努力をし、継続的な結果を追求しなくてはならなのでは?歳と取れば体力・気力は普通に落ちてくるわけで……」と。50代~60代の仕事や生活は社会に出てからの20年ほどの努力と結果で決まってくる部分が大いにあると私は思います。あっ、誤解の無いように書いておきますが、お金があっても、地位や名誉があっても幸せになれるとは限りませんよ。人にはそれぞれ「モノサシ」「価値観」ってやつがありますからね。パートナーとの共働きで世帯としての収入が十分な場合や収入よりも自由な時間を優先順位の上位に位置付けている人もいますから。それぞれなんです、それぞれ。

「日本人の給料は安い」といった声をよく聞きますが、そりゃそうでしょう。人口減や企業の内部留保、経営陣の高額な報酬、日本経済全体の停滞・後退など、労働者の賃金が上がりにくいファクターが多すぎますから。また、経営陣が社員の給与を上げたくても上げてあげられない実態があることもあちこちで耳にします。ただ、これもそれぞれの考えによって左右されますよね。例えば同じ中小企業に勤める課長職の2人が年収500万だったとしましょう。片や満足、片や不満といったことが普通にありますよね。それは価値観の違いであったり、どんな環境でそんな人たちと、どのようなミッションを遂行しているかにもよりますよね。

「休みも欲しい」「お金も欲しい」「自由も欲しい」など人間というのは自分の都合がいいように考えがちな部分があるように思いますが、人生そんなに都合良くはいかないもの……。意識的か無意識かはさておき、何かを犠牲にしながら仕事をしていくのが普通かなぁとも思います。まぁ、それを犠牲と捉えるかは人それぞれでしょうが。「人生、思った通りになる」なんて言葉を耳にしますが、確かにそんなところも無くは無いなぁと思いつつも、同時に「人生、思った通りにはならない」という言葉通り、確かにそうだよなぁとも思うわけです。

「人間ってさぁ」を常々考えさせられるんですよね、55年も生きていると。結局「人間なんてのは自分がかわいいだけ(=保身)の生き物」なのだ……と思える時もあれば、色々な人を見ていて「人間というのはなんて利他の精神に溢れる動物よ」と思える時もある。結局は「育ちと生き方」なのだろうなぁと。同時に自分自身が場面場面でどう考えるか、どう生きるか、またどのような人たちと交流を持ち、どのような人たちと精神的にも物理的にも縁を切っていくのか……この歳になると「人間関係の断捨離」も必要になってくることは必至ですからね。

そして「日本人」を考える時、先にも書いたように「人口減激しい、資源も食料も無いこの国の国民」として必要なことで、且つ他国民と圧倒的に違う、違わなくてはいけないと思うことは「勤勉性」ではないかと思うわけです。これはオリンピックを観ながら感じた部分でもあります。突き詰めて考えていくと日本人にとって「勤勉性」こそが類稀な人間的気質であると思えるわけです。

色々書きましたが……外圧やメディア、物質、権力等々によって「日本人は骨抜きにされてるのではなかろうか!?」と個人的に感じることが多々あるんですよね。そんな思いの中で一番声を大にして言いたいことは……

若者よ、学生諸君よ!体力・気力あるうちにもっと苦労をし、たくさんの経験をし、自分自身を鍛え、強靭な精神力を創り上げろ!!

その第一関門が「受験」なのかもしれない。何かを乗り越えていく苦労の中でしか育たない人間力・人間性といったものが必ず存在する。50代,60代になってからできる苦労・チャレンジと、10代・20代・30代でできる苦労・チャレンジはやはり違う。早いうちに「苦労を伴う経験」を多数することで自分自身の中に培われる「強さ、逞しさ」の大きさや質は変わってくる。私自身の学生時代や社会人としての20代,30代を振り返って「あの頃、あの苦労、あの大変さと向き合い、乗り越えてきて本当に良かった」と今だから言えることが大変多い。

受験生諸君!決して逃げるな。決して怯むな。同じ苦労するなら腹を決め、トコトンこの半年、どっぷりと受験という壁に挑め!

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