9/29(金)曇り空の静岡市です。
昨日は月1回の報告会として実施している「山梨県子どもの学習・生活支援」meetingの後、市川三郷町の六郷公民館へ指導に参りました。そこで大変嬉しいことがありました。1つは中3生が久しぶりに参加し「教達検」の勉強をがんばっていたこと、2つ目は先週に引き続き新たな仲間が2人増えたこと。六郷中1年生がこれで4名、六郷小5年生が2名、六郷中3年生が1名の合計7名がレギュラーメンバーとなりました。「口コミ・ご紹介での新規参加」で増えてきています。
その中学1年生、昨日は1名欠席連絡をいただき3名の参加でした。3名とも10月下旬のテストへ向けて学校のワークを使いながらProgram3,4の指導を行いました。そして3つ目の嬉しいことは先週初参加のK君。普段はあまり勉強に前向きでないようですが、友達に「Kが勉強するなんてみたことなかった(笑)」と言わしめるほど激変し、昨日は2時間でワーク12ページを完遂!!理解も深まったようです。中1にありがちですが、例えば「彼の授業は面白いです」を英訳する際、主語をすんなり書くことができない場面があります。主語が2語以上になったり、代名詞を正確に使えなかったりするため英訳できないわけですが、その指導にも大きく頷きながら理解を示してくれました。
私はこの業界へ身を投じて来年で33年となります。いまだに生徒の学習指導や進路・生活指導を通じ、生徒たちの「成長」に携わることができることに大きな喜びを感じています。それも「授業を通じて」というところが私の中では大変大きいようです。授業中、生徒たちの様子をよく見ながら、その場の空気を読み、笑いを誘いながら、同時に程よい緊張感も与えながら……「わかった!できた!を通じて子どもたちができないこと、わからないことが、できるようになる、わかるようになる喜びに包まれていく様」を現場で実感できることが、この上無い自身の喜びであるのです。そのような喜び溢れる私の様子を生徒たちも感じとり、延いてはそれが「口コミ・紹介」に繋がり、人が集まってくれるのではないかと思うのです。昨日を振り返れば、子どもたちはどの子も笑顔で「学年を飛び越えて1つの明るい輪となった瞬間」がたった2時間の間に何度かあり、今朝も「昨日は楽しかったなぁ」なんて振り返った次第です。
上に書いた内容は私の「能力」の1つであるのかもしれません。「能力」というものは誰しも何かしら持っているものです。そして、その能力は不断の努力によって培われてきたものであると同時に、神様から与えられたものでもあると耳にしたことがあります。その与えられた能力、自身の努力で培ってきた能力を遺憾なく発揮することが人生においてとても大切であります。その能力を発揮するには「場と人」も大きく関係してきます。場によってはせっかく与えられ、培ってきた能力を発揮できないでしょうし、周囲の人間によっては発揮しにくいこともあるでしょう。曲解されないよう書いておきますが「能力を発揮できないのは場や周囲のせいだ」と開き直ったり、外的要因の責任に転嫁せよと言っているのではありません。「自分の能力とは何か……を自分自身でよく理解し、それを最大限生かしていくことで人生は豊かになる」ということです。その際、常に心に持ち合わせるべきは「感謝」です。自分自身の「能力」(特性、特長、特徴、技術など)とその能力を発揮するために準備された「場」、そして助けてくれたり期待してくれる周囲の「人」への感謝を決して忘れないことです。そうしていると、思いもかけない素晴らしいことが起きるものです。そのことをここ最近、感じる出来事がいくつも身に起こり……やはりどのような状況においても、地道に誠心誠意、人や事に当たることが一番なんだなぁと実感しています。
私の話に戻せば、授業を通じ人様のために自身の能力を遺憾なく発揮できる。その延長戦上に「会議も授業、研修も授業、講演も授業」であると、このblogを書きながら気がつくことができました。「そうかぁ、対象が子どもであったり、保護者であったり、社員であったり、業者であったりするわけだが、私はその人たちに日々”授業”をやってんだぁ」もちろん、教えるといった狭いことではなく、笑わせたり、緊張感を与えたり、考えさせたり、気づかせたり、こちらも学ばせてもらったり……。
生徒へ直接授業してきた(している)ことが、授業以外の日々の仕事・業務にも影響していて、仕事・業務の進め方や段取りが全くもって「授業と同じ」だから毎日が楽しいわけだ!!
さぁ、今日も「いい仕事」しよう!!
今日はオンライン会議が2本と静岡市英語授業研修会に参加します。その合間に諸々お仕事を粛々と。