【13】浸透

GWが明け、5/7(火)は晴天です。今日は朝9:30から仕事を始めています。中1の英語テスト対策の準備、メールのチェック・返信などが一段落したのでちょっと書いておきます。

週1で甲府へ行きます。「会議への参加」と「入社試験・面談」がメインの仕事です。今日、メールをチェックしながら手ごたえを感じました。それは「校舎長の簡易レポート」を読んでの感想なのですが、会議で全体に伝えていること、ブロック長(荒井さん・宮下さん)と話をしていることが各校舎長へも浸透していると感じられたからです。校舎の繁栄、塾生の成績向上には「方法」があります。その根底には正しい「思考・行動・心・言葉」があるわけですが、そのことが浸透し始めていると感じるわけです。甲府地区ではまだ「No.1の学習塾」ではない文理学院も、校舎を展開している各地域では一定の評価(校舎によってはかなり高い評価)を受けています。いずれは「甲府No.1」となれるよう校舎展開含め、地区の社員一丸となり、これからも塾生のために汗をかいていきます。

この仕事に限らず「サービス業」で成功する人には共通点があります。それは「お客様の喜びが自分の大きな喜びである」と心の底から常に感じている……という点です。張りぼてのように外見だけ繕っているのは必ずお客様に見抜かれ、最終的にはお客様は離れていきます。心の底から「お客様の喜びに寄与したい」と常に考えている人は、例えば塾の仕事でいうと「自身の知識を高めてもっとわかりやすく生徒に教えたい」、「もっと授業力を上げて生徒たちのやる気と向上心を上げていきたい」と日々自己研鑽していくでしょう。『自分の成長が先か、相手の喜びが先か』なんてことはどうでもいいのです。どちらが先であっても、結果「目の前の生徒・保護者のお役に立てていることが自分自身とても嬉しいし、楽しいんです!」と何の衒いもなく言える人が、最終的には塾・予備校業界で長くいい仕事をしていける人であると言えます。文理学院の教師陣にはこのような人が比較的多いのではないかと感じています。

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今月中旬から文理学院の各エリアでは「夏期講習生の募集」を開始します。今年はいろいろと工夫を凝らした企画や募集方法を取ります。各エリアのブロック長や校舎長が考えに考えた「文理の夏」をみなさんにお届けしますので、期待してお待ちくださいね!!


【12】信条

GWが明け、これから日に日に「日常」を取り戻すであろう日本。「非日常を満喫」するのも大切ですが「現実世界で汗をかいてがんばる」ことのほうがより大切です。私も含め、みんながんばりましょう!!

さて、タイトル「信条」ですが、「堅く信じて守る事柄」という意味があります。みなさんには「信条」はありますか?私は振り返ると「信条らしきもの」があります。それは「誰が言ったか、ではなく何を言ったかで判断する」ということです。よく、立場の上の人が言うことに迷いなく従う人や、自分の好きな人、尊敬する人の言うことは基本的に正しいと思っている人を見かけますが、そんな彼・彼女を見ていると「可哀そう」だと思うことがあります。柵(しがらみ)や組織の論理で「賛成しなくてはならない……」みたいな感じってありますよね。私は子供の頃からそれができなかったのです。「何を言ったか、言っていることがまともであるか」が良し悪しや賛否の基準になっているので、相手の役職や年齢、好きか嫌いかはまったく関係ありません。それ故、よく上司と喧嘩したり、言うことを聞かなかったりは、ある時期(組織で)日常茶飯事でした。間違って捉えてほしくないのは「単に反骨精神の塊」ではなく、あくまでも「相手の発する言葉が、まともであるか?」で判断してきました。「まとも」の基準は、社会通念上おかしくなかったり、みんなが不幸せにならないと判断できたり、理不尽な指示や要求でなかったり・・・やはり考えるのは「みんなにとって……」ということが根底にあります。みなさんには「信条」はありますか?

さぁ、今週は会議に出張に、テスト対策に忙しい1週間です。楽しんで、喜んでお仕事をしていきたいと思います。「久しぶりだね日常生活!」と帰ってきた日常を謳歌します。

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先月30日に茨城県で中3女子が自殺してしまったそうです。教諭の暴言が主な原因だそうです。とても悲しいことです。昔、ある社員が生徒に向かって「死ね」と言っていたことがあり、私は激怒して注意したことがあります。本人は軽い気持ちで言っていたのかもしれませんが、それはどうでもいいことです。通常の生活で、また、勉強を教え教わる師弟関係の間で「死ね」とは、到底使う言葉ではありません。不必要で不適切な言葉を使う人間の「浅はかさと甘え」がそこにはあります。私は自分の周囲に「言葉」の大切さを伝えています。それでも理解できない人間や、悪い癖が抜けない人間がいるかもしれませんが、やはり「言葉」の大切さを伝え続けなくてはいけないと思っています。「言葉は相手を生かす道具にもなり、殺す兵器にもなる」ということを、大人が、特に我々のように教育に携わる人間たちが自覚しなければなりません。同時に思うことは「死んではいけない」ということです。その意味は、①強く生きてほしい、②そこでなくても居場所は他にもある、③人間そんなに酷いやつばかりではない……などの意味を込めてですが、本当に自分を大切に生きてほしいと思うわけです。


【11】SDGs

今日は5/6(月)。長いGW休暇の最終日ですが、どうもこのような長い休暇は日本人気質に合わないように思うのは私だけでしょうか??「国民性」という言葉があるように、日本国民は敗戦後の努力によって経済復興を遂げてきました。「勤勉さ」や「忍耐強さ」が日本人のある意味共通するよいところであるように思うのですが、いろいろな要因でそられが薄らいでいるようにも思えます。個人的にはこれらの「日本人気質」はなくならないでほしいと思っています。

最近読んだ本の一説、ドイツ人牧師であったマルティン・ニーメラーさんの言葉が印象的でしたので書いておこうと思います。

「ナチ党が共産主義を攻撃した時、自分は共産主義者ではなかったから何もしなかった。ついで社会主義者を攻撃した時も、自分は社会主義者ではなかったからやはり何もしなかった。そして学校や新聞が、ユダヤ人などが攻撃された時、不安はあったが何もしなかった。やがてナチ党は教会を攻撃し始めた。自分は牧師だったから行動を始めた……しかし、それは遅すぎた。」

この一説は私たちに迫るように次のようなことを問いかけていると感じるわけです。『目の前で起きていることは他人事か?』、『対岸の火事として傍観していて本当によいのか?』、『間違ったことがまかり通ることの恐ろしさを噛みしめよ』などなど。いろいろと考えさせられます。私たちの仕事にも大いに役立つこの一説。自分たちなりの解釈も交えて「思考と行動の糧」となれば幸いです。

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SDGs(持続可能な開発目標)は国際社会共通の目標です。これは17項目(これらをより具体的に169の項目にターゲットとして定めています)からなる「誰ひとり取り残さないことを目標に、世界が一体となって達成するべき目標」です。学研グループもこのSDGsに取り組んでいます。

達成期限は2030年としていますので、それほど時間はありません。思うところは、「このような具体的目標を掲げ取り組むことは非常によい」、「企業としてできることは意識して行っていきたい」、「それでも一番リーダーシップを発揮しなくてはならないのは国家である」といったところです。先日、「2030年の市場と世界観」というテーマで簡易レポートを纏めてみましたが、再度このブログを書きながら深く考えてみようと思いました。

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午後5時。静岡市豊田校には中学生が5名勉強しにきています。高校生も3名勉強しにきています。本当に偉いなと思います。中学生がGW期間に進めた10時間ほどの授業。これが大きな差となってきます。まさに「微差が大差を生む」です!中2も中3同様、今日から「テスト対策授業」に入っていきます!自己最高点を目指し、全力で駆け抜けていこう!!

【10】言葉

今日は中3の授業を久しぶりに担当しましたが、とても充実し、よい疲れを感じた時間でした。欠席もほとんどなく、机に向かう彼らをみていると「なんとか定期テストで成功させたい!」と思うわけです。塾教師としてのやりがいや使命感を感じる瞬間でもあります。

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「思った通りにはならないが、やった通りになる」

私はこの言葉が大変好きで、奥深さを感じ「座右の銘」の1つとしています。「思った通りにはならない」ことは様々な場面で感じますよね。これは人生を積み重ねていくと「妥協」という言葉の通り、自分自身を誤魔化すなどしてやり過ごすことができるようになります。「やった通りになる」は奥深い言葉ですね。この言葉からは「行動」が大切である。そして「その行動」が正しければ正しい結果に、間違っていれば予想しなかった悪い結果を招くという意味でしょうか。勉強や仕事、広い意味では人生においても「そうである、その通りだよなぁ」と感じながらも、なんとも説明がうまくできない「やった通りになる」ということば。私はこの言葉の奥深さにいつも考えさせられます。

私はよくこんな話をしたり、書いたりしてきました。「自身に降りかかるすべてのことは、自身が蒔いてきた種の良し悪しで決まるものだ。いい種を蒔いている人にはいい結果が、悪い種を蒔いている人にはそれなりの悪い結果が下されるものだ」と。「悪い種」とは例えば、非礼無礼であったり、陰口であったりがそれにあたると個人的には思っています。もしかすると、この話と通じるのが「やった通りになる」ということか。考えれば考えるほど、私にとっては深い言葉です。

GW期間も残すところ2日間。明日は「子どもの日」ですね。先日、TVで「子どもの日をよく知らない子どもが半数いる」という調査結果を伝えていました。それは親が子どもの日に何もしないからか・・・。その調査の中でこんな質問がありました。「自分に対して親に何をしてもらいたかったか?」それに対する答えの多くに「もっと褒めてもらいたかった」と。なんとも重たい言葉(変な意味ではなく)であると感じました。みなさんはいかがでしょうか。「大人として子どもを褒めていますか?」

また、明後日に中1・中2の授業があります。塾生のいいところを積極的に見つけ、褒めてあげたいと思います。「やった通りに子どもたちも成長する」でしょうから。

【9】宿題

今日は5/4(土)。私は授業などで出社しています。静岡市豊田校の中学3年生が午後5時過ぎから①受験対策授業3時限、②通常授業3時限の合計6時限の授業を受けにきます。部活で遅刻or欠席という連絡が2名おりますが、後日フォローをしていきたいと思います。

さて、実は私は久しぶりに中3の授業に入ります。春期講習明けからの4月中は、会議や出張などで中3を担当できませんでしたが、責任者の望月淳先生が順調に英語の授業を進めてくれたおかげで、今日から「6月定期テスト対策授業」に入ることができます。その準備に正午過ぎから来ましたが、すでに高等部責任者の梅村先生が授業準備をしていました。また、坂本先生が「花に水をやりに」と原付で藤枝から!!近藤元先生は中1の補習につきっきりで指導。つくづく「教えることが好きな社員が多く、責任感の強い教師が多い会社だな」と感じるわけです。と、いうか「文理好き」なんだな、きっと。私も「文理学院」が大好きな1人ですが。

「宿題」というタイトルですが、実は私にも「宿題」が出ており、GW休暇の間にも少しずつ考えを纏めながら、先ほど1枚のレポートに纏めてみました。何歳になっても「宿題」に追われるのだということを学生諸君には伝えておこう。そんなことを書くと、少々がっかりする子どもたちもいるかもしれませんが、こう考えてほしいのです。「宿題」を通じて自分の中にある知識や考えを整理し直す。「宿題」を通じて確かな実力を蓄える。「宿題」を通じて自分自身を1歩成長させる。そう考えて宿題に臨めば、その時点で宿題は単なる提出物ではなく、「自身を鍛え成長させる大切なツール」となるわけです。ものは考えようです。考え方(「思考」)1つで全く違ってくるのが「物事」というものです。ちなみに私への宿題は「2030年の市場と世界観」などについてでした。それをもとに社長間でグループディスカッションを行い、発表するといったものです。学研には教育系だけではなく、医療福祉などの分野も大変充実していますので、いろいろな意見や考え方が出てくると思います。「新米社長」として勉強させていただこうと思います。


紫陽花の季節がもうすぐですね。好きな花の1つです。昨年は鎌倉へ雨の中紫陽花を見に行ったと記憶しています。今年も時間を作って「紫陽花鑑賞」へ行きたいと思います。「季節を感じながら生活をする」ことって、とても心が豊かになりますよね。

【8】令和元日

本日は5/2(木)。「令和」に入り2日目で静岡は少々蒸し暑いですね。私は令和元日からつい先ほどまで広島におりましたが、仕事の都合等で豊田校に戻りました。広島から新幹線で、乗り継ぎ時間を合わせ3時間15分。本当にスピーディーに長距離を移動できることがありがたいですね。5/1(水)の朝6:41静岡発の広島行き「ひかり号」に乗り、9:56には広島着。そして帰り・・・と、6時間30分もあれば往復できるわけです。

今年は元旦から2日まで広島におりまして、今回は今年2回目の訪問となりました。大学生の時に初めて広島を訪れてからもう何度訪れたかわかりません。年3回行く年もあります。2016年5月27日(金)バラク・オバマ前米国大統領が訪広した際も、2017年8月6日(日)の平和祈念式典にも行きました。自身にとっては「広島へ行く意味」があるから、こうして度々足を運んでいるのです。

今回の1番の目的は「原爆資料館」がリニューアルされたことを受け、新しい展示物を観たり、知識を深めたりするためでしたが、同時にいくつかの「被爆建造物」も歩いてまわりました。1日で10か所程度(平和記念公園、原爆ドーム、原爆の子の像、平和祈念像、袋町小学校資料館、本川小学校資料館、旧日本麻紡績㈱給水塔、旭山神社 など)まわり、歩いたのは28,564歩。初めて訪問した場所(特に西広島エリア)もあり大変勉強になったのと、今回もいろいろ考えさせられました。話は逸れますが、だいぶ前に静岡市にメールで「中学生の修学旅行を京都・奈良ではなく、広島にしてはどうか?」と送ったことがあります。それは「若いうちに広島で起こったことを知り、生き方や命、平和について考えたり、感じたりしてほしい」という気持ちからでした。残念ながら市からは無回答でした。昨年、文理学院の経営会議でも「塾生にHIROSHIMAを見せる企画」を考えてみてほしいと提起しましたが、少々時間がかかりそうなので、自ら企画してみようかとも考えています。

5/1(水)令和元日は私と同じように「この日に資料館を観たい」と考えている方々が多かったのか資料館前には長蛇の列。並ぶ時間を他の施設訪問に充てたかったのでその日は諦め、本日の朝8:30開門の1時間前に資料館へ行きましたら、すでに200名前後の列。それでも思ったよりすんなり入館でき、1時間30分ほどかけてじっくりと観てきました。今回感じたのは①展示品の順序によりストーリー性を感じる、②原爆の恐ろしさをより強いメッセージとともに視覚に訴えかけている、③子どもたちが観ても大変わかりやすく、幅広い世代に対して「考えさせる」仕掛けが満載である、といった点が凄いと感じました。

『子どもたちのためにも、後世にこの惨状を伝え、絶対にこの非人道的兵器(原爆・水爆)を使わせない』

この意気込みを感じる展示をリニューアル後、早速に観に行ってよかったと心から思いました。機会があれば……ではなく機会を積極的に作り、1度は広島の原爆資料関連施設を訪れていただきたいと思います。

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上皇さまが令和に寄せて「世界の平和と安寧を」と仰っていましたね。本当にそう思います。そのためにも各国のリーダーが「民のためになる本当の意味でのリーダーシップ」を発揮してもらいたいと思うのですが、どうもこの数年は「政治的リーダーの不作」が続いているように感じますが、みなさんはどう感じていますか。この仕事に携わっていますと「子どもたちの未来が明るく安全なこと」を祈らずにはおれません。