【30】経営

6月に入りましたね。いろいろ充実している今日この頃ですが、一番の喜びは社員が生き生き仕事をしていることですね。人事課の鷲山さんも今日は1日「セミナー」に参加し、新卒社員採用に関する勉強をしてきたようで「大変ためになりました」と夕方帰ってきました。私も勉強のため、学研ホールディングス主催や他の業者主催の経営セミナーや研修会に参加することがあるのですが、やはり業種をまたいだ専門家の話を聞くのは勉強になります。「成長欲」が満たされ、なんでも自身の肥やしになるような気がして面白いですね。つくづく文理学院で働いてきたことに感謝しているところです。今度の日曜日も「NEA」(教育アライアンスネットワーク)の総会があります。私は初めて参加するため1つでも勉強し、学んだことを社員に伝えていこうと思います。

「そろそろ咲いたかな?」と静岡県護国神社へ行ってみました。満開ではないですが昨年バッサリ剪定した紫陽花が花を咲かせていました。紫陽花、好きです。花言葉は微妙ですが(笑)。近いうち鎌倉か伊東のどちらかに紫陽花鑑賞へ行ってきます。

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「横綱相撲だね」……先日、ある方から我々文理学院に対してそんなことを言われました。理由は①文理が出店すると大手予備校までもが対抗措置を取らざるを得ない、②文理はやることを何1つ変えない……この2点が「横綱相撲」という言葉に結びついたのだと思います。確かにそうかもしれませんが、そんな風に感じたことはありませんでしたので新鮮でした。あまり過去を振り返ることはないのですが、静岡市に出店してからのこの5年間を振り返ると……静岡市1号店の唐瀬校を出店した後、その周囲に大手予備校が3校舎ほぼ同時に開校させました。市内3号店の中原校開校後には大手が既存校舎を新築移転したり、さらにもう1校舎を近隣に開校したり(そこは1年で撤退)、料金を大幅改訂したり、開講日を増やしたり……。市内4号店の豊田校(開校して2ヶ月余り)近隣の大手は教育サービス内容の追加やスタッフの変更・追加などと……振り返ってみると、我々は今まで通りのサービスを展開するだけですが、競合塾はありとあらゆることを仕掛けてきます。その意味で外からみていると「横綱相撲」だということでしょうか。私個人は「静岡市内ではやっと幕内に入り小結に昇進かなぁ」なんて考えています。ただし「今後の校舎展開によって関脇→大関→横綱とコマを進めていきたい」とは真面目に考えています。「そのための策」を1つひとつ多角的に実行するのが私の仕事のうちの1つだと考えています。

今のところですが㈱文理学院は山梨県と静岡県のエリアで教育支援事業のみを展開する予定です。それは「教育の質を下げたくないから」に他なりません。また、この2県だけでもまだまだ校舎展開をすべきエリアはあります。もちろん私の後任の社長がそう考えるかはわかりませんが……。

改めて感じるのは「経営判断の難しさ」です。①費用対効果を考えた経営、②早めの決断(撤退なども含め)、③資金的にも人的にも体力を考えた経営判断……「私情・感情を一切排除し、社員と顧客のことを深く考えた判断」が「現場をむやみに振り回すことのない経営であり、永く続けるための経営である」と感じ、それを信じる今日この頃です。

現場を生かすも殺すも、現場が仕事しやすいのもし難いのも、すべて経営陣と管理職次第。手柄は現場のものだ。

【29】滋養

6/2(日)の静岡市は曇りから雨へ。少し湿気がありますが、過ごしにくさも感じない1日です。行きつけの鰻屋で談笑しながらお昼をいただき、今日もテスト対策授業です!社員も元気ですね~。豊田校小中学部の教師平均年齢は50歳。ここが他塾と違うところ!新設校舎を指導力あるベテランを揃え、徹底指導を行う……。ウリは若さではなく「指導力と人間力」だ。まぁ~、どの教師もみんな発言が前向きで「塾生のために」を合言葉に一生懸命です。手前味噌ですが正直、なかなかこんな塾はないですよ。生徒が集まってくるわけです。


写真は現在英語を指導している豊田校の中3です。テスト対策期間中は3クラスで指導していますが、そのうちの1クラスです。日々、「受験生」になっていく彼らからは「やる気」をいただいています。あと数日でテスト本番!やりぬこう!!

鰻鰻鰻鰻鰻鰻鰻鰻鰻👨

「最期に何を食べたいか」……私は鰻かもしれません。その鰻の稚魚「シラスウナギ」が獲れないそうですね。数年前からそう言われており、今年も昨年比でも大幅ダウン・・・2017年11月~2018年4月は国内で9万トン漁獲できたものが、今年度は300~400kgほどだそうで「土用の丑」の日へ向け業者の焦りも深刻だそうです。それを聞く私もかなり焦っています!!そのうち、国際会議で完全禁漁の対象となり鰻を口にできなくなる日があるのではないかと心配で仕方がありません。その「シラスウナギ」ですが川から海へ下り深海で産卵し……あたりまでは実態が解明されていると思いますが、かなり不明な点も多い生き物なんですよね。う~ん……保護も大切ですし、それでも大好物ですし……。私が鰻を食べに行くのは長野の松本市や愛知の瀬戸市、静岡県内だと浜松市、静岡市、三島市といったところですが、どの店も特徴があります。大雑把に「関西風」と「関東風」で裁き方、焼き方に違いがありますが、近年は「関西風」が好みです。関西風は腹開きで蒸さずに焼くためパリッとして香ばしい味わいです。浜松だと関西・関東が混在しているため、どちらも楽しめます。写真は静岡市内でよくお邪魔する「関東風」(背開き、蒸してから焼くのでふっくら)のお店です。

塾生諸君!しっかり食べて、元気つけてこの夏を乗り切れ!!

【28】成長

6月に入りましたね。今日は夕方からテスト対策授業が5コマ。来週から再来週にかけて、豊田校に通う塾生たちは今年度初めての定期テストを迎えます。精一杯最後までやり遂げてほしいですね。同時に今日は富士吉田地区の保護者会が行われます。富士吉田・下吉田・河口湖の3校舎の塾生と保護者が一堂に会し、教師や先輩の話を聞く会です。「地域No.1実績を誇る文理学院」が満を持して開催する保護者会。私もテスト対策があれば駆けつけたかったのですが、やはりここは新設校舎を地域No.1にするための仕事を優先させていただきました。吉田地区の報告が楽しみです。

はい、授業が終わりました。

手ごたえを感じる5時間でした。テストへ向けての個々の仕上がり具合が私のイメージに近づいてきました。もちろん英語が苦手な生徒はまだまだ正解率が高くはないですが、「今までとは違う!」と実感している子たちが多いように思います。5コマ目の中3豊田・高松クラスでは生徒たちの前向きな姿勢、1点をもぎ取っていこうとする集中力に、この2ヶ月の成長を窺うことができました。

一般的に子どもたちは驚くほどのスピードで成長していきます。逆に大人の成長ってわかりにくいところもありますが、それでもその人の言動から大きな成長を感じ取ることができる場面もあります。私の周囲にも何人かそのような人がいて、それを見ながらこっそり目を細めています。人間ていろいろな欲がありますよね。その中でも「成長欲」ってのがあるように思うんです。実は私、今その「成長欲」に溢れています(笑)。実務的な話ではなくて「人間としての成長」をもっとしていきたいと心が躍っている感じです。

話は変わりますが、今日とてもびっくりするのと同時に嬉しいことがありました。それは某SNSで私を見つけた教え子からメッセージがありました。「先生、覚えていますか??」と。27歳になるその元教え子はお子さんも2人、もう立派な大人です。小5~中3まで指導した生徒でしたが、光陰矢の如しとはよくいったものです。「まだ、富士宮の校舎にいますか?」とお子さんを連れて会いに来てくれるようなコメントも。本当にうれしいですね。数日前にも別の教え子から「癌専門の病院への就職が決まりました!」と校舎に電話があり、それも本当にうれしい出来事でした。その生徒も小4~中3まで指導しましたが、中学生の時に志した「癌専門の看護師になる」という夢を叶えたわけです。

私たちは生徒の役に立つべく教壇に立っているわけですが、このような形で「幸せのお裾分け」をいただけることがあると「勇気をもらっているのはこっちのほうだね」と思うわけです。それと同時に「お互いに歳をとるわなぁ~」なんて思うわけです。特に自分がね~(笑)

昨日、ある社員と仕事終わりに食事をしながらこんな話をしました。「生徒がさぁ、文理に通ったおかげで人として成長できたと思いますとか、やりぬく大切さを覚えましたとか、努力できる人間になりましたとか……合格できましたよりも、そんな風に卒業生が言ってくれるような塾にしたいよな」と。

成長する、成長させる学習塾。それが文理学院だ!!

【27】感度

5/30(木)はタイトなスケジュールでした。朝9:40には都留本部へ出社し会議の資料を整え、11時~13時まで会議や報告を受け、業者の方と顔合わせをし、またまた報告を受け・・・静岡に戻り午後7:30から3コマテスト対策授業・・・。私は社員ではないので出勤時刻も退勤時刻も、休みもすべて自分で決めるのですが、社長になってからのほうがある意味忙しいですね。特に「頭の中」が大忙しで区切りがない感じがしています(笑)そのためか生徒との時間(授業や質問対応)がある意味「癒しの時間」となっています。

豊田校も生徒数が増え、だんだんと自転車の台数が増えています。車での送迎も少なくないですから、中学3年生は本当に増えたよなぁと感じています。その豊田校、明日の朝刊に「豊田校チラシ」が折り込まれます。じっくりとご覧ください。

夏は文理の夏期講習!熱い指導に、熱い思い。徹底的に鍛え上げます!

話は変わって最近の会議でこんな話をしました。

1つは「過去のデータを鵜呑みにしたり、過去のデータを基準に今年を考えるな」と。おおよそ人間は「過去に縛られる」傾向にあります。しかし、行う人が変わったり、気持ちが変わったり、行動が変わったりすると、結果も変わるものです、いい意味でも悪い意味でも。そもそも、過去の結果を更によくするために色々と「変える」わけですから「去年は…今までは…」は関係ありませんし、通用しないと私は思っています。「過去の結果を基準に物事を考えるな!」ということです。これと同じようなことを生徒にも話すことがあります。「英語が苦手だから今回も……」という生徒がいると、私は「馬鹿を言っちゃいかん!そんな自分と決別するために文理に来たんじゃい!わしが教えとるんじゃい!」と言うことがあります。「過去と決別し新しい自分を作り上げる」ことこそ、生きてるって感じがするよね。

もう1つは「予定に縛られるな!」ということです。予定は場合により繰り上げて進めるべき時があります。そうすべき時に、やらないというのはある意味「怠慢」です。物事には「旬」があります。チャンスをものにしたければ「旬」を逃しては絶対にいけないのです。それは1つひとつの仕事でも、人生でも言えることだと思います。「旬を旬と感じ取り(アンテナの高さと感度)、それを最大限生かす行動ができるか……」が成功の鍵です。

この話、ちょっと自分のことや自分の周囲の人のことに置き換えて考えてみてください。よく考えてみると「過去に縛られ、せっかくのチャンスを棒に振っている」のではないでしょうか??

【26】良縁

5/27(月)は都留本部にて教材販売業者2社との顔合わせ、郡内地区の会議、夜は授業3コマといったスケジュールです。初夏ではなく本格的な夏のような気候となっているこの数日ですが、皆様体調を崩さぬようご自愛ください。私はかなり元気です(笑)。

今日はNHKラジオ放送を聴きながら静岡市から都留市まで車を走らせてきましたが、たいへん興味深い内容を2つ聴くことができました。1つは昭和天皇にまつわるアーカイブ、もう1つは浪曲です。昭和天皇に関してはそのお人柄、植物学研究者としての一面、8/15終戦へ向けての軍隊との鬼気迫るやりとり、人間宣言と盛りだくさんの内容でした。いい刺激をいただけました。浪曲は三味線を伴奏とした語り芸で、日本の古典芸能です。「浪花節」ともよばれるこの芸能は明治時代に始まったそうですが、今日ラジオから流れてきたものは本当に面白くて1人で大笑いしながらの運転でした。「男流」の……名前が出てきませんが……引っ越した家のガスコンロを消し忘れて出かけて、そわそわするといった中身のお話でしたが、いっぺんにファンになってしまいました。早速、一般社団法人「日本浪曲協会」のサイトを調べると、浪曲カレンダーなるものがあり、ラジオではいつかかるか、どこで演目を実際に聴けるかなどが紹介されていました。休みの日に聴きに行ってみようと思います。

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話はお仕事に戻りますが、正午から教材販売業者の営業担当と1時間おきに顔合わせをしました。話がいろいろな方向へいき大変面白かったのですが、その1人に「日本の端っこや尖ったところへ旅するのが好き」だという方がいらっしゃいました。変わった方だなぁと思いながら話を聞いていましたが、旅心をくすぐられてしまいましたなぁ。なぜ、そんな話になったか……それは「20代、30代で滅茶苦茶働いたほうがよいよ!」と理由など含めアドバイスしたのと同時に「仕事だけでなくたくさん遊ばなきゃだめ」と話をしたことをきっかけに、旅の話になり……。私の言う「遊ぶ」の意味は「色々な場所へ実際に足を運び、本物に触れ、感動する」ということです。私の経験上、20代,30代で仕事でも遊びでも多くの経験をしておいたほうが、その後の人生が大きく変わってくるように思えるからです。「身銭を切って遊ぶ」ことの大切さに早く気付いたほうがよいですよ。また、その中で最も大切なことは「出会い」です。「どんな人に出会い、どのようなことを学び、どのように生きるか」……は人生において大切なことの1つだと思います。残念ながら、その出会いに気づくことなく終わってしまう人もいれば、せっかくの出会いを生かせずに終わってしまう人もいます。逆に、その出会いを自らの成長に変え、素晴らしい人生を歩んでいく人もいます。そして、「出会い」とは人だけではなく、書物であったり、映画であったり、風景であったりもします。私は35歳の時に文理学院で働きだしたことが、仕事面でもプライベートの面でも、直接的・間接的に様々な「いい出会い」に繋がっていて、生き生きと生活できている今があると思っています。

夏期講習生募集中!文理にはいい出会いがある。熱い教師、目標をもったライバル、励ましあえる勉強友達…令和の夏は文理で決まりだ!


【25】朱印

5/26(日)はまた本当に暑いですね。今日は豊田校に通う塾生たちのテスト対策授業で出社しています。昼過ぎから授業準備をはじめ、午後2時過ぎには夏期講習の時間割の調整(私もガッツリ中学生英語の授業を担当します!)、夕方からは授業が5コマと今日もなかなか忙しいですが大変充実しています。weekdayは授業以外の仕事が多いのに比べ、日曜日は「豊田校の塾生の英語のことに集中できやすい」ため対策授業の準備がグングン進みます。中3は実施した問題の間違いを1つひとつ質問しながら潰していく作業、中1・中2は次のプリントへどんどん進むような1日となります。あと10日余りでテスト本番。いい結果を出してほしいですね!今は文理学院の多くの校舎でテスト対策授業を進めているのですが、どの校舎・どの先生方も「教え子に最高の結果を出させてやりたい!!」という熱い思いで教壇に立っていると思います。

「社長が授業もするの??」とよく聞かれますが、授業だけではなく「何でもやります」。「何でもできる」わけではないのですが、必要なことは「何でもする」のが私の仕事です。もちろん社長として優先順位の高い仕事からやりますが「時間・知恵・人の協力」をうまく使えば限られた時間でたくさんの仕事をこなすことができます。「隙間時間の使い方、仕事の優先順位の付け方(今やる仕事と後回しでよい仕事、やらない仕事などを瞬時に仕分ける)」などが長年の仕事の中で「癖」としてついているのだと思います。ただし、難しい仕事や重要度の高い仕事は時間をかけて毎日考えながら、考えながら、考え、考え……いわゆる「お!降臨!!」(笑)となったときに一気に片付けるものもあります。みなさんもそんなことありますよね(笑)。実際、3つほど重い仕事を抱えており4月から毎日頭から離れることはありません。もちろん文理学院を更によい方向へ向かわせるお仕事ですが、今のところ「降臨いたしません」ので考え続けます。

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昨日はお休みをいただいて長野県上田市の上田城址と眞田(真田)神社へ。静岡から新東名,国道136号,中央道などを使うと片道280km,3時間程度で行くことができます。朝起きてふと「あっ、眞田神社行ってみよ」と思いつい行ってみたのですが、まぁ本当にいい場所でした。散策するのにはもってこいの場所ですし多大なご利益を得ることもできましたし、いい休日となりました。

多くの神社へお参りしますが、今、流行りの御朱印集めや、絵馬を奉納することはほとんどありません。(今回は文理に通う塾生が希望の進路に進めるよう絵馬を奉納しました)御朱印といえば令和元日の騒動に端を発して今も色々と問題がありますね。ある神社の宮司さんが「お参りするでもなく、ただただ御朱印を集めているような人たちも少なくない」と嘆いておりましたが、本当にそう感じます。スタンプラリーや単なるコレクションとしか思っていないのでは??神社でもらえる御朱印は明治時代に広まったようですが、もともとは四国八十八箇所などの巡礼の際、信者が写経と引き換えにもらうものが御朱印で「納経印」とも呼ばれています。「現地にちゃんと行きお参りしました」という証であるはずの御朱印も、メルカリなどのサイトで取引されることを聞くと呆れてしまいます、売る側にも買う側にも。「民度」の問題か……。

5月も終わりに近いですね。2019年もあと7ヶ月。本当に月日が経つのは早いものです。少々気が早いですが「悔いなき1年を!」と周囲の方にも、自分自身にもエールを送りたいですね。さぁ、はりきって進んでいきましょう!!