【54】自然と繋がるご縁こそ大切に

昨日は大忙しでした。正午から高等部の伊東執行役と1時間半ほど話をし、13時から小中学部の山西ブロック長と賞与フィードバックに関する打ち合わせ、13:30から静岡地区の校舎長会議に出て、14:00から開始の「新入社員座談会」に途中参加しながら、並行して15:00から高等部への入社希望者の面談、17:30から「食事会」と……。ここ最近では一番忙しい1日になりましたが、非常に充実した1日でした。特に「新入社員座談会」は新卒・中途で入社してきた13名を対象に、先輩社員4名が加わりディスカッションあり、講話ありの3時間。いい会になったと思います。私からは28年間の経験を踏まえ以下の6つのカテゴリーに関する話を50分ほどさせていただきました。

(1)塾教師としての基本を身につけよ

(2)自分自身を人間として成長させよ

(3)高い目標を持ち果敢に挑め

(4)常に疑問を持ち、改善(カイゼン)する

(5)和して同せず、和して流せず

(6)趣味を持て、輝く人生のため

(6)については時間が無くほとんど話をすることができませんでしたが、全体として私らしい話はできたと思います。今回のような「若手の育成」に今後も関わっていくことが大切なんだなぁと感じた時間でした。今年度中に人事課でもう1回「座談会」的なものを企画する予定でいますが、個人的には「授業披露会」みたいなものでもよいのかなぁと思っています。また、昨日は「11行の贈る言葉」と「8冊の推薦図書」を紹介し私の話を終えました。その後の会食も非常に満足度が高かったようでよかったです。「若者たちよ!自身の成長と文理学院の発展に大いに汗をかいてもらいたい!」という気持ちでいっぱいです。

夏期講習申込受付中です!

今日の午前中は護国神社でお参りをし、その近所の自動車ディーラーで珈琲をいただきながらちょっとお話をし、ランチをしてからの出社でしたが、その合間に大変うれしい電話が。広島に住む友人Kさんからの久しぶりの連絡でした。弊社ホームページを久しぶりに見てくれたようで、私が代表となっていることを知り連絡をくれました。彼は古巣で一緒に数年お仕事をさせていただいた人で、私が30歳の時に担当していた本部の新卒社員として入社してきました。私が辞めた後、彼もその社を辞め広島の大手塾に数年勤め、現在は広島県内で個人塾を経営しています。いつもそうですがKさんは明るく前向きな青年でこちらも元気をもらいます。一言でバイタリティーに溢れています。また、広島で会う約束をして電話を切りました。実は文理学院長田校の校舎長である小森さんとKさんとは古巣での同期入社で、小森さんが私のところに来るきっかけとなったキューピッド役がKさんです。Kさんが小森さんに「文理の小倉のところへ行け」と強く推してくれたのです。豊田校責任者の望月さんも似たようなきっかけで文理へ来ました。奥様が古巣での私の直属の部下であったのと同時に小森さんの元上司でした。彼女が旦那である望月さんに私のところへ行くよう強く推してくれ、現在があります。私のところにはこのような人たちが集まってきているので普通に考える以上に「責任重大」なわけです。その社員とその家族の生活を面倒見るわけですから。もちろん文理で働く全社員とその家族のみなさんにも同じことが言えるのですが、特に私を頼って、慕ってきた人たちに対する責任は大変重いものがあります。このようなことも私の仕事の原動力となっています。

人のために汗をかく。仕事に関してこれほどモチベーションとなるものは無し。人の笑顔のために、喜びのために、成功のために「わが仕事」は存在す。

【53】いい言葉には深みがある

昨日は甲府で会議と入社面接でした。会議は9月以降、冬期講習会までの話を詰めている最中ですが、冬休みが短いためなかなか苦労しますね。校舎長みんなで知恵を出し合って決めています。私は相変わらずヒントを出すことと、経験からアドバイスをすることを中心に話に加わっています。宮下ブロック長(小瀬校舎責任者)が役員会でプレゼンするそうなんでがんばってほしいですね。

7/4(木)は静岡市で役員会の予定でしたが朝方「大雨警報」が出たことから山梨から来るメンバーを考え中止としました。「では…」とランチをしながら明日の「新入社員座談会」の準備と座談会後に会食でお世話になるお店との打ち合わせに。明日は先輩社員も含め17名が集まります。ちょっと残念だったのは数名が授業などで参加できないこと。来年は早めに人事課でスケジュールを組み、年2回ほどの新人研修を企画したいと思います。正直なところ「新卒リクルート」に関して言うと本腰を入れたのが今年から!というくらい、今までは忙しい中で他の業務と掛け持ちしながら採用活動を行ってきました。今までに比較すると、この4月からは活動の幅や内容がかなり濃くなっています。今後1~2年のうちに「文理学院版新卒採用メソッド」を確立し、毎年10名~15名を新卒で採用し、年間を通じて本社人事課が関わり現場と一体となって教育していくシステムを作りたいと思っています。「新卒」に比べ「中途採用」は堅調で、この数か月にも大変よい人材を採用できています。生徒だけではなく教師も「数ある学習塾・予備校の中から”文理学院”を選んでくれてありがとう!」という気持ちでいっぱいです。

夏期講習生募集中です!

「正範語録」というものをご存知でしょうか。先日、目に留まり「これ、いいね~。共感共感!」と思った言葉です。

実力の差は努力の差

実績の差は責任感の差

人格の差は苦労の差

判断力の差は情報の差

真剣だと知恵が出る

中途半端だと愚痴が出る

いい加減だと言い訳ばかり

本気でするから大抵のことはできる

本気でするから何でも面白い

本気でしているから誰かが助けてくれる

これ、事務所に掲示しよう。教室にも掲示しよう!いいよ~、この言葉。誰の言葉でしょうか??

【52】VAIOの広告に共感

写真は7/1(月)日経新聞掲載のVAIOの広告です。

私はこれを読みながら㈱文理学院に入社した時から今までの16年が走馬灯のように蘇ってきて、ちょっと眼がしらが熱くなりました。辞めていく社員には色々な理由があります。私が個人的に期待していた方も上司(現在は在籍していません)のパワハラなどにより辞めていった方が何人かいます。病気を理由に社を去った大変残念な例もありますし、問題を起こしてこちらから解雇した社員もほんの数名いました。VAIOの広告と同じように、弊社でも過去に会社に対する「不平」「不満」「不信」「不安」などから離れていった方々もいます。もちろん、それ以上に文理へ入社してくる方が圧倒的に多いからこそ、この16年で校舎を17校舎新設することができ現在の「31校舎」(来年には33校舎展開となります)になっているわけですが……。『文理学院に期待や希望が持てず辞めていった社員』。私の仕事の原動力の1つが「それ」です。去っていく社員には正直興味はありません。冷たいようですが、その人たちに気を回す時間もパワーも日々仕事をしていると残されていないといったところが正直なところです。人が去っていくときに私が考えるのは「文理を信じてついてきてくれる人間」、「文理をよくしようと汗をかいてくれる人間」、「文理に期待して仲間に加わってくれる人間」に対して私が、会社ができるだけのことをしようということです。残ってがんばってくれる社員のために、知恵を出し行動することに日々一生懸命なのです。辞めていった社員のことではなく「社に在籍し、がんばってくれている社員のためにも」私の仕事があるのです。

よく耳にする「パワハラ」(上司・同僚)を理由に社を離れていったということがどの会社でもあり、弊社でも過去にほんの数例ありました。日経新聞の記事に「ダイバーシティ進化論」というコーナーがあり、ある大学の学長がこう書いていました。

社員は上司を選べない。部下は上司で天国・地獄だ。上司は労働条件の100%と言ってもいい。決して人間として偉いわけでもないのに、自分は偉いから命令することができると錯覚する人が実に多い。パワハラは一掃しなくてはならない。そのためには通報するなど勇気をもって開示すべきだ、加害者は気づかないから。

全くの同感です。一般的に加害者は「そんなつもりはない」と言います。すぐに頭を下げて謝罪すれば事なきを得る可能性があるにも関わらず「自己弁護」をし始めます。そのようなことからも「加害者には自覚がないケースが多い」と思います。「言っている中身」だけではなく「言い方そのものが問題」である場合もあります。この「ものの言い方の悪さ」に気づかないケースが本当に多いように思います。現在の文理学院ではこれら「ハラスメント」に対して大変厳しい目を向けています。特に社長である私は社内からハラスメントを一掃すべく厳しい目をもって現場を見ています。それは「真面目な社員、がんばりたいと思っている社員が気持ちよく仕事できる環境づくり」がとても大切であると理解しているからです。会社はどんどん変わっていきます。もちろんよい方向へ変えていきます。それには社員1人ひとりの意識と自覚が大切ですが、それと同時に我々経営陣が日々「その大切さ、その危うさ、その誤解」などについて現場で言い続ける努力が必要です。

繰り返しになりますが、「文理を信じてついてきてくれる人間」、「文理をよくしようと汗をかいてくれる人間」、「文理に期待して仲間に加わってくれる人間」に対して私が、会社ができるだけのことをしようと知恵を出し行動していきます。今までも、これからも。

さて。2020年を目の前にして何をやろうか、我々文理学院は!!

【51】賢さは投資にも出る

今日は午前中からお仕事がグングン進んでおります。その中の1つ「新人座談会」でお話しする内容や資料を整えました。私の若い頃からの仕事との向き合い方を通して、文理の社員としてどうあってほしいのかを話します。また、おすすめの本と読む順番をアドバイスしたり、ちょっとしたメッセージを贈ったりと……今回は「新生人事課」としての初の社内行事。気合を入れて(入れすぎずに)準備しました。と、いっても私の出番は後半の40分程度ですが(笑)。今回は人事課鷲山さん、中島校の石原さん、中原校の吉川さんの3人が会を仕切ってくれますので期待しています!

夏期講習生募集中!あと3週間で開講です!

昨日は仕事帰りに久しぶりの護国神社へ。私の好きな場所の1つですが、夜来ると辺りは真っ暗、本殿はライトアップされ幻想的なんです。清々しい風が吹く夜は30分ほど考え事をしながら滞在することもあります。昼は昼でとてもよいですが、早朝はまたいいんですよ。

「茅の輪」(ちのわ)は「夏越の祓」(なごしのはらい)で使われる道具です。「夏越の祓」とは1年の前半の穢れ(けがれ)を清め、災厄を払う神事です。同時に残り半年の無事を祈る行事です。「茅の輪」は茅(ちがや)という草を編んで作ります。歌を歌いながら8の字に3回くぐり抜けるのですが、流石に夜、私のようなおじさんが1人で歌を歌いながらくぐっているところを人に見られでもしたら「事件」になるかもしれませんので、そのまま端を通り抜けました(笑)。

夏期講習生募集中!

豊田校(静岡市駿河区にある今年4月開校の校舎)もお陰様で順調に塾生が増えています。夏期講習にも多くのお申し込みがあり、これから更に盛り上がってくる雰囲気があります。塾生たちも明るいし、たいへんよく勉強をがんばっています。今週には塾内テストがありますので、それへ向けて一生懸命がんばっていますよ!!その豊田校の夏期講習募集チラシ、最終版の作成を終えました。

そこにも書きましたが、「保護者の皆さまには塾選びの時こそ賢さを発揮していただきたい!」ということです。費用対効果を考えたとき、その「効果」は定期テスト点・順位アップや高校入試合格となりますよね。その期待される効果に対して「幾らお金を出しているのですか??」ということなんです。追加徴収追加徴収追加徴収で本当は幾ら支払っているかわかっていないのではないでしょうか?これから幾ら支払うかわからずにいるのではないでしょうか?それは賢いとは言い難いですよ!「いい教育サービスを受けるのに、それほど高額を支払う必要はありません!それは文理学院が証明しています!!」静岡県でいったら富士・富士宮地区を見てください。上位進学校の合格実績はどの塾をも大きく引き離しNo.1ですよ。山梨県でいったら富士吉田地区を見てください。吉田高校(理)は23年連続No.1ですよ。静岡市でもNo.1を目指し校舎展開も進めていきますよ。

質の高い教育、結果の出る教育を適正価格で!これも文理学院の使命です!!

【50】謝意

とうとう50回目に到達しました。今年中に150本以上を目標に書いていきます!!

50回目は「社員のみなさん」への感謝のブログとします。なかなか会えない社員もいますし、会っても改めて感謝の気持ちを伝えることも少ないので、この場を借りて感謝の意を伝えたいと思います。

そう思い立ったのは昨日のリクルート活動でのこと。文理学院のブースには8名の方がいらっしゃいました。話の中で自然と「文理自慢」をしているのですが、その自慢の1つは「文理の先生は教えることが大好きな人たちばかりで、熱心な先生ばかりです。それはどの塾にも負けない特長だと考えています」ということです。

このように自然と「社員自慢」できるのは、日々の会議やブログなどで垣間見る「現場の先生たちの努力と活躍」があるからです。ここ最近、校舎ブログや校舎独自チラシの内容を見ていると「いかに熱心に塾生たちを指導してくれているか」、「生徒・教師の努力と保護者の皆様の協力で大変素晴らしいテスト結果を出している点」、「校舎長を中心とする教師陣の、この仕事に対する熱意と真摯な姿勢」などをひしひしと感じることが多いです。このような教師陣に支えられて文理学院が存在できているとつくづく思うわけです。

私は業者の方々と会って話をする機会が多いのですが、たまに経営者論・管理職論に発展することがあります。その中で「私が社長として感じていることや、できることは何か??」を話すことがあるのですが。こんな話をします。

「私(社長)は社員のみんなに食べさせてもらっているようなものだよ」

「社長風・上司風を吹かせ仕事をするようなことをしちゃいかん

「自分ができることは若い社員たちが安心してこれからも働ける職場づくり」

「善くしていく過程では、敗戦処理投手的業務をやっている部分もあるさ」

「数字を出すことは得意だからそれをハンドダウンするのも私の仕事」

「自分の利益を考えて仕事するようじゃダメ。相手の利益になるか??が大切」

「言い訳する上司はダメ。責任を取らない上司はもっとだめだな」

「企画についてヒントは出して出して出しまくるよ。あとは現場で考え役員会を通しなさいな!」

「役員会は合議制。私の意見だけで決まることはほぼないなぁ~」

「社員採用・校舎展開は私の大事な仕事。活躍の場、成長の場を与えるために」

「利他の心が大切。人のために働くってことほどパワーがでるものはないよ」

私は会社というものはみんなで創り上げたり、前に進めたりするもので、社長とはある意味「黒子」に徹し、現場が会社が先々うまく回っていくように手配する仕事を担っていると思います。同時に「ここぞの決断力・判断力」が必要で、その根底には「社員・塾生・保護者がそれで本当に幸せか?満足か??」という自分への問いかけがあります。そんな気持ち、心構えで仕事ができるのも「文理の社員たちのがんばりがそこにあるから」です。

㈱文理学院の社員のみなさん。日々、お仕事「ありがとうございます」これからも、数ある学習塾・予備校の中から文理学院を選んでくれた塾生と保護者の皆様の期待に存分に応えることができるよう、一緒に汗を流していきましょう!!これからもよろしくお願いします!!

追伸:昨年末から新しいチャレンジをいくつもしてきましたが、7/5(金)も人事課主催の「新入社員座談会+食事会」を実施します。私もそこで教育について、文理学院について熱く語ろうと思っています。若手の育成が10年後、20年後の文理を決めていく!!しっかりと努めたいと思います。

【49】人生

7/1(月)。2019年の後半戦がスタートしました。新たなスタートを切るにも、仕切り直しをし挽回を図るにも「1日だし、月曜日だし、1年の後半戦のスタートだし……」うってつけの日ですね~。後半戦、張り切ってまいりましょう!!

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不登校で学校や塾に通うことができない生徒がいます。いろいろな理由があるのだと推測しますが、そんな子たちに贈りたい9行の詩を目にしました。こんな感じの詩です。

気を遣うくらいなら

断りなさい

信頼されたいなら

断りなさい

自由になりたいなら

断りなさい

たとえ断っても

ついてきてくれる人を

大切にしなさい

詠み手はyumekanau2という方で「きっと明日はいい日になる」という書籍も出しているとのことですが、この詩は本質をついたいい詩だと感じました。

私はこの詩のような生き方をしてきたためか不必要なストレスを感じることも少なく、心の病に侵されることもなく健康に生きてこれた気がします。「人づきあいが悪い」とか「わがままだ」とかといった言葉がありますが、この数年間、多方面で叫ばれている「自分自身のことを大切に考える」、「自分の時間を大切にする」という観点からするとそれらは「言葉の化石」かもしれませんね。「人に、物事に、無理をしてまで付き合う必要はない」のです。「柵(しがらみ)でがんじがらめになる必要もない」のです。むしろそのようなことで心を病み周囲に心配をかけたり、気を遣わせたり、迷惑なったりするほうが自分自身にとっても大きなマイナスになります。

「生き生きと生きる」ほうがいいですよね。不登校の子の中には友達付き合いなどでストレスを感じてそうなってしまったという子も少なくないと思います。いろいろな意味で「無理をしない、自分らしい生き方」をしていくことが大切です。

もちろんそう書きながらも「助け合う」、「分かち合う」といった精神はとても大切です。学校行事や仕事などの「公の場」では以上の詩に当てはまらない場面もありますよね。「公の場以外」では「自分自身と自分の時間を大切にした生き方」をしていくほうが賢明です。私の場合も50年生きてきた後半の20年は色々な意味での断捨離を経て自分自身と自分の時間を大切にする生き方へと大きく変えてきました。現在、この場に立ち振り返ってみると、それは自分にとってとても幸せなことで、自分に合った生き方だったと思えるわけです。

塾生諸君に言いたいことは、まだまだ若く経験も浅い分「成功しても失敗しても大した問題ではない」ということです。難関校や志望校に合格したからといって将来が約束されるわけではなく、大きな失敗をしたからと言って人生が終わるわけでもない。1つひとつの事象は人生における通過点でしかなく、本当の意味で「いい人生か?」は50歳を超えたあたりで少しずつ分かってくるようなところがある。若い頃からの様々な経験を通じて「どう育つか」が大切です。その根底には「目の前のこと、やるべきことに心を入れて一生懸命やり遂げる日々を送り続ける」ということにつきます。