7/29(金)朝9:30からお仕事開始です。昨日は富士川町での子どもの学習・生活支援を22時前に終え、その後、車中でPCを開いてのオンライン会議を。10分ほどで終了させましたが、9月からの新教育事業ブロック6校舎の中3受験生時間割について話し合い決定しました。23時過ぎに帰宅してジョギングをと思いましたが止めておきました。今週は少々忙しく、ジョギング(ウォーキング)ができていないので、少々気持ちが悪いですなぁ。来週からは8月スタートです!暑くて湿気の多い日が続きますが、「3S」(食事・水分・睡眠)をしっかりと摂り、乗り切ってまいりましょうね!
全国学力・学習調査
毎年4月に多額の税金を投入して実施される「全国学力・学習状況調査」の結果が公表されました。
「自ら課題を発見して解を見いだす力―問題解決能力」の伸び悩みが浮き彫りとなった結果であったそうです。しかし、正直、それは昔から”そこが日本人の弱いところ”ではないのかと思います。企業の経営職層・管理職層に求められる要素で大きいものはこの部分だと思います。「課題をグリップできない。仮にできてもその解決への具体策を出せない。仮に出せたとしてもそれがズレズレで数年の間に大きな赤字や多数の離職者を出す結果となる」……なんてことが。政治の世界でも同じだと思います。この能力が高ければ、日本は現在のような国力低下に陥っていないだろう。「問題解決能力の欠如」は今に始まったことではないと私は思います。
公立小・中学校の正答率結果データ
小6国語:山梨64%、静岡66%、静岡市66% *全国平均65.6%
小6算数:山梨62%、静岡63% 、静岡市63% *全国平均63.2%
小6理科:山梨62%、静岡62%、静岡市62% *全国平均63.3%
中3国語:山梨70%、静岡70%、静岡市71% *全国平均69.0%
中3数学:山梨51%、静岡54%、静岡市55% *全国平均51.4%
中3理科:山梨50%、静岡52%、静岡市52% *全国平均49.3%
という結果だったそうだ。
また、学習調査の結果では、以前、このblogでも「スマホの長時間使用は大変危険である」という内容を書きましたが、今回の学習調査では次のような結果が出ています。
「携帯電話、スマホでのSNS利用や動画視聴が長ければ長いほど、各教科の正答率が低く出ている」
そしてもう1つ、新聞を読む頻度と各教科の平均正答率を分析したところ、中学校国語を除いて「ほぼ毎日読む」と答えた層の正答率が最も高く、頻度が下がるにつれて正答率が低くなる傾向があった。
「新聞をほとんど、全く読まない」は小中の全教科で最低だった
そうだ。
ここから見えてくることで、次のようなことが言えるのではないでしょうか。
紙面の活字に触れる機会が多い児童・生徒ほど、学力が高く、自分で考える力もあり、解決能力も高い傾向にある。それは、受動的に漫然と画像を見るのではなく、目で文字を追い、その結果能動的に脳が機能しているからに他ならない。
これと関係するが、文理学院はこの10月に「新聞検定」に参加します。
10月8日(土)「新聞検定」
塾生以外の児童・生徒さんも「無料」で受検できます。詳しくは次のURLから。お申し込みもできます。8/18(木)が申し込み締め切り日となっていますのでご注意くださいね! 【注意】塾生は
10/3(月)~7(金) に授業の一環で実施しますので申し込みの必要はありません。9月以降、各校舎からご案内申し上げます。
https://www.shimbun-kentei.com/h
検定内容は
①新聞から情報を正しく読み取る力
②視野を広げてものを見る力
③自分の考えを正しく伝える力
以上3点です。つまり、全国学力・学習調査で明らかとなった児童・生徒たちの弱点に深く切り込む内容となっています。
文理学院は学習塾です。しかし、単なる勉強を教えるだけの学習塾ではありません。情操教育を含め「人間力と人間性の向上」を目指して幅広い指導を行っている学習塾です。「SDGsの日」、「子ども食堂への寄付」、「地域清掃活動」、「新聞検定」といった弊社の活動は、すべてそのためのものです。
今日の1曲㉕
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
彼らの活動は大きく3局あります。「ブルー・アイド・ソウル」期、「ロック」期、前二期を受けての「大ヒット」期です。私がよく聞いていたのは彼らの大ヒット期(1980年以降)の曲です。印象深いのは「H²O」というアルバムのジャケット。赤をバックにホール&オーツの顔が大きく向き合った写真がドンッと載っています。そのアルバム挿入曲以外も含め「You Make My Dreams」「Maneater」「Out of Touch」「One on One」「Say It Isn’t So」「Family Man」「Delayed Reaction」などが好みですが、今回はその中でも大ヒット中の大ヒット「Private Eyes」をおすすめしたいと思います。全米チャート「Billboard Hot 100」で1位を2週連続で獲得した曲です。「私立探偵」(Private detectiveと同義)というタイトルのこの曲、歌詞はちょっとストーカーチックにも捉えられてしまいますが、曲調としては耳障りとならない、どんな場面でもフィットするいい曲です。
気になったら聴いてみてくださいね。