安西校へ移動し、昨日に引き続き中1・中2の前期期末テスト対策授業の英語・社会を担当しました。子どもたちは大変がんばっておりますよ!3月から見てきた塾生たちは、本当に逞しくなったなぁと実感する場面が多いです。テスト対策期間中の授業では、レクチャーをキッチリ行い、その内容を自分の力で解いたり、書いたりできるか、1人ひとり細かくチェックしていくのですが、明らかに6月の定期テスト対策時と比較し進捗状況が良いですし、手の動きが全く違います。
文理学院への入社半年後、35歳の春に責任者として赴任した新設校「富士宮西校」。そこでの思い出は大変多いですが、その1つを書いてみたいと思います。富士宮四中のAさん(当時中学2年生)が入塾後最初の定期テストに臨みました。その夜、ご家庭へ電話してみました。お母さまに「今日の手ごたえはどうだったかなぁと思って。何か聞いてますか?」と伝えたところ「先生。問題を見た瞬間に手がどんどん動いたって言ってました!」と。
「見た瞬間、手が動く」
この言葉を生徒の保護者から聞くのは長い私塾教師生活で初めてのことでしたので、とても印象に残っています。確かに繰り返し問題を解かせましたし、何度も何度もテストで問われるだろう個所は説明しました。当時は社会も担当していたので、2教科とも「手を変え品を変えの反復」を徹底してやっていました。そしてAさんがテスト当日の帰宅後の親との会話で「見た瞬間手が動いたよ」と……。もちろん結果は英語も社会も満点近く取ることができました。その生徒は通塾開始から2年後に地元の進学校へ合格し、好きな英語の学習をするため大学は名古屋外国語大学へ……。
「反復」って大事ですよね。もちろん嫌がる生徒もいますよ。スポーツでも基礎練習の反復って面倒臭がられるじゃないですか。でも、本当に「実力のある生徒」って、勉強でもスポーツでも反復の大切さを理解し、徹底的にやり抜きますよね。長く指導の立場に身をおけば置くほど、指導者はそのような教え子を何人も見てきていると思います。
安西校の塾生たち……特にこの夏は来年受験生となる中2の英語をほぼ全て担当していますが、これまで数か月の通塾での「反復学習」で一皮も二皮も剥けてきている感じがして、こちらとしては大変楽しいのです。そういった教壇に立つ喜びを与えてもらい、実感しながらの2021年夏です。
お薦めのバウムクーヘンhttps://www.takaki-bakery.co.jp/product/danish/b23027.html
Baumkuchen
ドイツのケーキ。私が大好きなお菓子の1つです。その断面は年輪みたいですよ。バウムクーヘンのように「繰り返し、繰り返し勉強し、 何層にも、何層にも知識を積み重ねていきましょうね!!
よくわからないコメントになりました……。
9月入学生募集中!!
美味しい焼き菓子をつくるが如く、文理の教師陣は熱意をもって生徒たちの知識の層「知層」を作り上げていきますよ!!