11/4(月)です。
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文化-音楽とSDGs
前回のblogの続きです。京都1泊の一番の目的は「音楽」でした。今年は音楽に「生」で触れる機会が多かったです。年末は昨年に引き続きBONNIE PINK(今年は大阪)で閉めますが、今回は……白井貴子 & THE CRAZY BOYSのライブに初参戦。中学生の頃に彼らの楽曲に初めて触れファンとなり早40年。「Chance!」「プリンセスTIFFA」「Raspberry Gun」など1984年~86年の楽曲をよく聴いていましたが、私の一番のお気に入りは「NEXT GATE」。Next gate in your future shall be accomplished.という英語をノートや缶ペンケースに書いていたくらいの熱曲的なファンだったんです。洋楽ばかり聴いていた自分が邦楽ロックに目覚めた瞬間であったのだと振り返ります。しかし、彼らの活動休止なども重なり、これまでライブに参戦したことはなく……近年はSpotifyで楽曲を楽しんでいましたが、とうとうライブに参戦する、正に「Chance!」が巡ってきたということです。
18:30から始まったライブは2部構成で21:00過ぎまで。上に書いた楽曲も演奏され大感激!今年2回ライブに行かせていただいたORIGINAL LOVE(田島貴男さん)との大きな違いは「MCがある」ことです。話の中身は色々ですが話し方がとてもチャーミングで優しさに溢れています。白井貴子さんは私の10歳上の65歳。しかし、まったくその年齢を感じさせないパワフルさとキュートさに参戦したファンの多くが酔いしれたと思います。観客は私よりも高齢の方々が多かったように思いますが「総立ちの貴子」は今も健在!2部の最初を除いて最初から観客総立ちの熱曲ライブでした。もちろん私も立ちっぱなしで……足が……(苦笑)楽曲もさることながら印象的だったのは貴子さんの飾らない次のような言葉です。「大きな声を出してがんばっていれば何とかなる」「明るく健康でいましょう」など、当たり前に私が人に言ってきたことが、こうして言われる側になってみると、本当にそうだよなぁとしみじみ。
彼女の音楽は以前から聴いて知っているものの、実際どのような方なのかよく知らなかったのです。ライブ中でのMCや自ら検索したことから言えば「SDGsの活動にも積極的に関わっている周囲に元気を与える女性~亡き母の影響もあり」だと思います。「母のー」ですが、今回のライブで初耳だったのが「京都佛立ミュージアムで2年前に他界した母との思い出の品を展示中」とのこと。翌朝、朝食(前回blog参照)を頂いた後、帰路に就く前に四条大宮から雨の中、小1時間かけて歩いて見に行ってきました。
「京都佛立ミュージアム」の場所は北野天満宮のすぐ南。ありました、ありました!中に入って係員の女性2人(私と同年代であろう方とおばあちゃま)と暫く談笑し、その後に展示品をゆっくり見させていただきました。ライブで着用した衣装や幼い頃の服など、どれもお母さまによる手作りのものであったり、お母さまが古着を仕立て直したものばかり。娘である貴子さんへの愛情に溢れていました。
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Reuse(再利用する)、Reduce(ゴミの発生を抑える)、Recycle(再生利用する)、Repair(修理する)、Refuse(レジ袋などを断る)をお母さまは実践されていたのだなぁ。その習慣や意志が貴子さんへも引き継がれているのだなぁと展示品を見ながら感じ「地球環境にとってはこうした1人ひとりの意識と行動が大切だ」と改めて思いました。弊社もSDGsの活動を推進していますが、社長としても、また個人的にも意識してできることがまだまだあると思いますので考え、実践していきたいと思います。上の写真以外にも本当にたくさんの彼女の思い出の品、お母さまとの思い出の品が溢れており、大変見応えのある展示会(個展)でした。来年2月上旬まで延長展示されるそうなので、また来月足を運びたいと思います。
一通り見終わって、また係員のお二人と談笑していると「あれ?車が入ってきたね~」なんてやり取りが。すると、目を疑う光景が……。「え?そんなことあります!?」と思わず声を上げてしまいました。白井貴子さんご本人が翌日のイベントの準備のためなのか??来られました!その時にその場にいたのは係員の方含め4人のみ。その偶然とあまりにも突然のことに本当に驚きました。少しお話をさせていただいたり、握手してもらったりとRock Queenとの対面に夢心地のひと時。
所属事務所の社長で、貴子さんの旦那様でもあるギタリストの本田清己さんともお話ができました。少し専門的な音楽の話をたいへん分かりやすくしてくださり、またこんなやり取りまで。
「明日ここでイベントあるんだよ」
「明日は仕事なんで今日中に静岡へ帰るんです」
「(大雨で)新幹線止まっているから無理!帰れないから大丈夫!明日ね!」
など、”仕事を休め休め攻撃”が激しかったですが、テスト直前の月見校の生徒たちを放置するわけにはいきませんので「1月の横浜に行かせてもらいます!」と宣言し帰路に就きました。
今回のライブと偶然の出会いから感じたこと、それは……
「やはり年齢じゃないな」
「明るく前向きに日々を過ごすことが大切だな」
「丁寧な生き方と成長・進化しようとする気持ちを今まで以上に持っていたいな」
「仕事を愉しむことこそが若さを保ち、健康で活躍するための秘訣なんだな」
「社会のためになることを小さなことでも心を込めてやっていくことが様々な意味で”ご恩返し”となるんだな」
決して忘れることのない、本当に素敵な時間を奇跡的に頂けたことに心から感謝。
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もちろん、今後の白井貴子さんのライブには可能な限り足を運びたいと思います。仕事もプライベートもやりたいことだらけで……体が1つしかないのが悔しい!!