気温も少しずつ暖かくなり、校舎の裏の川では多く虫たちが羽化する。おかげで?茶色のトビケラ(通称;御殿場虫)が教室に入ってきて大騒ぎとなる。
(御殿場校ではなるべく虫は殺さない。同じ命を持つ地球上の仲間として粗末にしていいわけがない。但し、蚊のように直接ヒトに危害を加えてきた場合は別である。)
そこで大活躍するのはわが校舎の救世主・・・タモタモ団だ。長いほうのロングさんは天井や上部の壁 担当、短い方のショート君は机回りや空中飛翔の虫をサッととらえるのに使う。捕らえた後は「自然の中で命を全うしなさい。」と玄関外へ逃がす。ショート君は家にあった釣り用タモ、ロングさんはゴミ捨て場でゴミ袋にも入れられず、力なく横たわっていたのを拾ってきた。若い頃は虫取りに連れて行ってもらい大活躍をしていたのだろうが、古くて汚いと のけ者になってしまったみたいだ。ところが今は違う。出番を待って生き生きとしている。いつまで頑張ってくれるか分からないが使えなくなるまで感謝しつつお世話になるね。SDGSの再利用、物にも?虫にも命はある。