長泉校舎#288 境界を超える

英検の受付迫る!

英検の受付申込み中です。第一回の申込み締切日は4/3(木)までとなりますのでお早めにお申し込みください。4/4(金)~4/6(日)は校舎が閉まっていますのでご注意ください。

高等部 長泉なめり校 4月開校!

3/27(木)、29(土) 18:20~19:20 文理学院長泉なめり校 高等部説明会を開催します!

(説明会は文理学院長泉校で行います。お気を付けください)

新高1生は3/27(木)、29(土)13:30~17:20で行われる春期講習が無料で受講できます。さらに4月授業料無料!

新高2生は27(木)、29(土)19:20~21:55で英語数学の公開授業を行います!

新高3生も体験授業ができますので、お気軽にお問い合わせください。

(春期講習・公開授業等もすべて長泉校で行います。お間違えの無いようお願いいたします。)

お電話でのお問い合わせはこちらから

TEL:055-943-5180

春期講習3日目となりました。だんだんと通っている生徒も慣れてくる頃だと思います。どうしても春休みは勉強する気分になるお子さまは少ないと思います。しかし、春期講習しでっかりと新年度の学びを得ている目の前の生徒を見ると、自分も気を引き締めて授業をしないとという気になります。

境界、超えていますか?

境界(地域や国、今の自分の興味範囲、できることの範囲など)を超えていくことで、人は成長していく。そして、跨いだ境界を人が行き来することで、世の中は一歩前にすすむことができる。

進学、留学、起業、上場、転職もだいたい同じ原理である。自分はすべて経験済みではあるので、その成長スピードがすさまじいことは身を持って体験した。(もちろん速くなることもあれば遅くなることもあるが…)ところが、境界を越えていくことは、思いのほか難しい。できないもの、知らないものに飛び込むのは、基本的に恐怖が伴う。

しかし、境界を越えるときわざわざ越えようと思って越えるわけではない気がする。やりたいことがあって、今のままの自分ではたどり着けないから、自然と境界を越えざるを得ないのだ。

あと、気を付けるべきは、二歩先の領域にはいきなりたどり着けないということ。人は一歩ずつしか前にすすめない。縄跳びで二重跳びができないのに、三重跳びができるようにはならないのと一緒。

今自分はどの立ち位置にいて、次のステップがどこにあるのかを見極めなければ、いつまで右往左往しているばかりだ。とはいえ、何と何が連続しているのかは、実はあまり見えなかったりする。意外と思いがけないルートから行きたいところにたどり着ける可能性もある。例えば、立ち幅跳び(ジャンプ力)とジャグリング(手首のスナップ)をやっていたら、3重跳びができるようになった、とか。二重跳びを練習しないと三重跳びができないわけではないのだ。

だとしたら、大事なことは目の前のことをある程度やり遂げて、チャンスが降ってきたときの準備をしておくこと。好きなこと、頑張れることを中心に続けて、刀を研いでおくこと。その上でアンテナを張って、ビビッときたチャンスを逃さないこと。当たり前のことだけど、意外と忘れがちなこと。

いい高校や大学に入って境界を越えている人はそこまで多くない。それは、「このまま行けば安泰」と信じているからか。はたまた進学を最大の「境界越え」で、もう疲れてしまったからなのか。それとも、目の前の正しそうな答えを見つけることに長けているからなのか。いずれにせよ、数多くの学生を見て、境界を越えている人が少ないのは事実だ。(それが長所の裏返しでもあるかもなのだが)

こんな世の中でも、世の中は境界を越えていく人を求めている。だったら、境界を越えていく人生の歩み方を僕らはもう一度考える必要があるのではないだろうか。

 

最後に、これまでを踏まえて長泉校を卒塾する新高1生にこの言葉を贈ります。

笑えるくらいの青春はできたかい?

夢を見て、恋をして、あきれ返るのが一番大事なこと

昨日までをちゃんと愛して

まだ見たことのない景色を見るために

君たちはここで終わらない 進み続けるんだ

【Y】