こんにちは。豊田校舎の千葉です。
高校3年生は部活の引退が近い生徒も多いと思います。すぐに受験勉強に切り替えらえるよう、いっしょに学習計画を作っていきましょう。今年の高3生にはリスニングの対策として、映像授業の受講をお勧めしています。レベル別の講座があること、繰り返し聴けること、0.8倍速など速度を調整できることというようにメリットが多いです。
その他の科目も学習計画を作成するうえで、自分で計画を立てるのが難しいと感じたらまずは体験してみましょう。あらかじめ言ってもらえれば、無料で、いつでも、何タイトルでも体験可能です。自分で学習のペースを手探りで作っていくよりも、ブロードバンド予備校のカリキュラムに従って勉強した方が学習計画全体がすっきりしたものになるはずです。ただ、これまで集団授業が売りの文理に通ってくれいる生徒のことですから、映像授業は少し抵抗があるという人も多いと思います。
自分たち文理の先生としては、指導に利用できるツールの範囲が広がったという感覚です。国語や社会の先生は、その先生が授業のない日をつくらないようにするために、複数校舎のあるエリアに1名というような形でしか配置できないのが現状です。そのため、校舎によっては国語・社会の先生がいないということは常にあったわけです。それでも、トータルで大学入試の指導をしなければ、生徒の成績を上げることはできません。なので、これまでも、「現代文はこの参考書をいついつまでに終わらせよう。」「世界史の模試の復習はこんな風にしよう。」と科目の枠を超えて指導してきました。そのアドバイスの一つに「古典は、この先生の映像授業とってみたらどう?」というのが追加された感覚です。
以前、広告で小倉社長が「教室は社会の縮図」ということを書いていました。実際、社会に出れば、人対人であり、集団の中で切磋琢磨しながら能力を発揮していかなければいけません。そこは、これまで通り文理学院に任せてください。生徒の皆さんが大学入試を突破し、その後の人生の糧にもなるよう知識と技術を授けていきます。その一方で、情報化はどんどん加速しており、あらゆるジャンルの映像ツールが世にあふれています。必要に応じて、そういった映像ツールを利用していく能力も重要になっているのだと思います。それはきっと楽をするためではなく、空いた時間と労力をより複雑なタスクに向けるためでなくていけないのだと思いますが。
集団授業の文理学院と、映像授業のブロードバンド予備校の良いとこどりをできれば、目まぐるしく変化する社会を生き抜く新しい実力の基礎=学力を身につけられると考えています。