縄文時代の人が現代にやってきたら、現代人はみんな魔法使いと思うかもしれません。確かに、我々は乗り物を使って高速で移動できるし、飛行機を使って空も飛べる。ガスコンロはスイッチ一つで火が付くし、蛇口をひねれば水が出てくる。しかしこれらは魔法ではなく、科学技術の結晶に過ぎません。ファンタジーに登場する魔法使いたちも、同じように空を飛んだり薬を作ったりしているが、魔法と科学技術の違いは一体何なのだろうか。
赤駒
魔法使いという言葉があるように、魔法を使えるのは特別な人である。箒を使って空を自由に飛び回り、火や水・電気を自由自在に操ることができたらさぞ便利であろうが、我々のように魔力を持たない人間がどんなに頑張っても、魔法を使えるようにはなりません。
青駒
科学技術と魔法の違いは、原則的に誰でも手順さえ守れば同じものを作ったり使えたりすることである。もちろん、飛行機を作ったり操縦すること、薬を作るということをするためには、膨大な勉強と訓練、時には身体的な適性が求められたりもする。しかし、魔法のように特別な存在でなかったとしても、「学ぶ」ことによって多くの人がそれを達成できる可能性を秘めています。人類が長い年月をかけて作り上げてきた科学の結晶を学んでいくのは簡単なことではありません。しかし、学んでいくことによって得られるものは大きいでしょう。
どんな世界を見てみたいと思いましたか?
まだわからないという人はまずは知るところから始めていきましょう。
SCIENCE IS ELEGANT
「知る」ことで世界が「広がる」、「学ぶ」ことで世界が「色付く」
文理学院中島校 理系担当 伴野
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