こんにちは。鎌矢です。
冬期講習真っ只中です。年明け前の授業は今日で半分になるでしょうか。残りの講習も、はりきっていきましょう。
それにしても寒いですね。すでに雪の話がそこらでちらほら。大月も、もうすぐ降るのでしょうか…
雪といえば、私自身は知らないのですが、父が北海道で過ごしていた時の話を思い出します。北海道では、雪が降っても傘を差さず、そのままの格好で歩くことがあるそうなのです。体に付いたらぴとっとくっつき、服がびしょびしょになるのでは…と思いますが、そんなことはないのです。実は我々のもとに降る雪はちょっととけかかっている雪なのです。上空で雪が生まれて、大地に降り注ぐ途中で、上空よりも少し暖かいところで雪が部分的にとけてしまいます。そして水と氷の混合物となって降り注ぐため、含んだ水分の表面張力によって体にくっつき、熱でとければびしょびしょに…というプロセスで体が濡れます。
一方で北海道は上空も気温が低いため、雪がとけにくく、乾燥したサラサラな雪が降り注ぎます。乾燥しているので、服にくっついたりせず、体に乗るような状態になります。なので体をポンポンと軽くたたけば、体から雪が落ちてくれます。すごいですね。なので雪が体に積もっても困らないので傘は差さない、ということらしいのです。所変われば品変わる、環境が違えばそこの文化もまた異なりますね。こういう話、やっぱり楽しいですね。
…ということなので、冷え切っていては体からこぼれてしまいます。皆さんはぜひ、熱いハートで、知識を体にしみこませていけるように、頑張って下さい。よし。