こんにちは。唐瀬校舎の千葉です。
高校3年生は受験校の用紙を回収中です。国公立大学は共通テストを受けて、自己採点をしてからでなくては決定できませんが、しっかりシナリオと心の準備をしておくべきです。また、私立大学、いわゆるすべり止めに関しても相談を受けます。
生徒「私立大学は〇〇大学だけにするつもりです。」
千葉「君には△△大学も受けてほしいな。」
生徒「△△大学は、たぶん、受からないから…。」
千葉「少しチャレンジになるかもだけど、〇〇大学は共テ利用で受かっちゃうと思うから、△△大学も、国公立の試験を意識して受験しておいた方がいいよ。」
生徒「わかりました。もう少し調べてみます。」
私立大学を受験することのメリットは「①すべり止めとなる」以外にも、「②国公立2次試験を意識した受験ができる」というのがあります。これは、実際に試験会場に足を運び、場合によってはホテルや新幹線の予約をして、自分よりも賢そうな他の受験生の中で試験を受けるということです。また、「③勇気を持って国公立に出願できる」というのもあります。すべり止めの受験がしっかり組まれていれば、共通テストの結果が多少厳しくても、第1志望校に出願する決断をすることができます。
常葉大学など、早めの受験をした生徒ならわかると思いますが、受験してみて気持ちが変わるということはよくあります。はじめはすべり止めだったけれど、受験してみたら、思いのほか受かりたいという気持ちが強まったり、合格したらもうこの大学で良いかなと気持ちが緩んだりもします。どんなに綿密に準備していても、平均点や倍率といった生の数字が出てくると焦ってしまうものです。