唐瀬校、国語担当のアカシです。
これから不定期ですが、国語という教科についてのお話を書いていこうかと思っています。
さて、文理学院の特徴として、国語の授業を大切にしていることがあげられます。
試験前とか講習の際だけでなく、通常でも週に一度、授業を行っています。
その中では、いわゆる「課題作文」の書き方についても指導しています。
そこで、国語の教科についてのお話の第1弾として、まずはその「作文」の話を少ししたいと思います。
一言で簡単に「作文」といいますが、これは「作文」を書くスキル(技術)ももっているかどうかを測る設問です。
「作文」のスキルといってもたくさんあります。
例えば、「身近なところから書く題材を見つけ出す力」とか「体験を書く力」とか「相手にわかりやすく話を構成する力」とかいろいろとあるわけです。
その中でまずはきちんと身に付いて欲しいことが「1文を短く書く」ことです。
短い文を重ねて書くと、リズム感が良く、読みやすく感じます。
そして、長い文は「文のねじれ」の原因となることがあります。
また、語句の使い方(引用の仕方も含む)もはじめに押さえてほしい事柄です。
例えば、「なので」という接続詞は現状では日本語に存在しません(話言葉でもNGです)。
ですから、文頭の「なので」はテストなどでは減点対象となります。
資料やグラフから言葉や項目を引用した際は、「 」をつけないといけません。
ほかには「~たり~たり」などもあります。
このような基本的な事柄も、文理学院では日頃の授業や各講習の授業の中でしっかり指導していきます。
作文で注意していかなければならないことは他にもたくさんあります。
とりあえず今日はこれくらいにします。