中島校 高等部 土曜の人 加藤です。
高校生にとっては今年最後になる大イベント、定期試験の時期がやってきますね!特に今回は期末ということもあり、科目も増えて課題も増えて、、、かなりの分量になるんじゃないでしょうか。ちなみに山梨のとある高校の1年生に見せてもらった数学のテスト範囲プリントは10枚ほどのプリント束×4?5?冊分!提出課題かは分かりませんが、とにかくスタミナ勝負ですね。できる限り、できる事をしていきましょう。
テスト期間だから、というわけではありませんが、「膨大な量をこなす」ことは科目の理解度を上げる上で必要なことだと思っています。タイパ、コスパと使わないでいい場面でも使う今の時代、
「無駄が多い作業 = 悪」
の極端な見方の人が多くなってきたと思います。もちろん効率は上げるに越したことはないのですが、実力の伴わない中での効率重視な勉強は、逆に時間がかかる、そもそも解けない問題を1時間以上悩むなどコスパ重視のはずなのに逆にパフォーマンスが落ちている、本末転倒な状態になります。原理・原則のルールに乗っ取ったうえで楽しむのが問題。そのルールも知らずにやり方だけを自動化しても入試問題に太刀打ちできなくて当然ですよね?「この画面で〇ボタンを8回、×ボタンを5回押してから元の画面に戻って~」みたいな、一昔前のゲームの裏技みたいなコマンドだけ知ってても、そのゲームでしかできないことだけを知ってても、他のモノには太刀打ちできないですよね。
授業で学んだルールを自分の中に落とし込む作業が学校ワークなどの基本問題を解く作業です。ここを怠けるほどパフォーマンスは下がります。幸い定期試験で範囲になることも多いことなので、この機会をいかに「入試に向けたトレーニング」と意識しながらできるか。これが1年後、2年後の自分に相当響いてきますので、時間がない、余裕がない中でもやるべきことを間違えないでほしいです。いやほんと、ちょっと意識を持つだけでも、だいぶ変わりますよ?