こんにちは。富士吉田校の高根です。
今日は久々にくっきりと晴れているので、富士山を見てみると、本当に初冠雪を記録した?と思うほどに雪の気配が全くなく、何だか肩透かしを食らった気持ちです。
麓に住んでいる身からすれば雨が降るよりは晴れて心地よい天気の方が嬉しいですが、そろそろ厚く雪に覆われた富士山も見たいところですね。
さて、本日のブログのタイトルである「森を見て木を見ず」、よく見るのは反対の意味である「木を見て森を見ず」だと思います。「細かいことにとらわれて、全体を見渡せていない様子」を指しますが、国語の勉強においては、「森を見て木を見ず」になってしまっている生徒が多いのではないでしょうか?
国語の勉強において「森を見る」とは、文章の内容を大まかにとらえる、読み取ることだとすると、「木を見る」とは一文であったり、さらに細かい文節・単語といった括りで見ることだと言えます。
つまりは、「森を見て木を見ず」とは、大まかには文章を読むことができるけど、細かい文法知識はあまり身についていない、抜け落ちている状態を指します。
普段から本をよく読んでおり、文章を読むのは得意でも、文法の問題は苦手という人がいるのではないでしょうか?
文法なんて習わなくても日本語を使いこなせているから良いのでは?と感じるかもしれませんが、国語をミクロな視点で見つめ直すことで、より全体としての見え方が鮮明になり、理解度が高まります。また、読む時よりも自分で文や文章を書く時にその効果ははっきりと表れます!
係り受けや適切な言葉の使い方を意識することで、曖昧でわかりにくい表現を減らし、相手に伝わりやすい文章を作ることができます。ここから先特に中学3年生は志望理由書を書いたり、前期試験で作文を書いたりする機会が出てきます。さらに先の将来を考えても、高校在学中や大学入試、社会人へとなっていく過程で自らの言葉で自己表現する機会は段々増えていきます。その時に求められる力は一朝一夕で身につくようなものではなく、今習っている文法等の知識が蓄積されて成長していくものですので、疎かにすることなく学んでいってほしいと思います!
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