たのしいボードゲーム その3 インカの黄金

こんにちは。鎌矢です。

先日、姪っ子が、「ナンジャモンジャ」を遊んでいました。姪っ子にもアナログゲームの良さがわかったようですね。でも、家ではボードゲームの話などしていないのに、なぜ…ま、まさか文理ブログ読者か…?

今日紹介するのは、いまだに私がオフ会に参加する時の定番ボードゲーム、インカの黄金です。

内容は、遺跡に潜り、宝石やお宝を最も多く持ち帰るものです。最も多く持ち帰った人が勝ちです。その宝石やお宝は、カードの山をめくることで、現れていきます。それらを拾いながら、遺跡を探索をするというものです。

ゲームの面白さは、「拾う」ことではなく「持ち帰る」ことにあります。宝石は、カードがめくられた時点で、全員に均等に拾い、余りはカードの上に置いておきます。余りを置いた状態で、次のカードの処理、というように進んでいきます。ですがこの探索、毎カードごとに帰るかどうかの意思表示を要求されます。いつ切り上げるか、これがこのゲームの読みあいポイントです。

探索を切り上げたとき、帰り道にあるもの、つまりこれまで出てきたカードの上にある余りの宝石は、総取りができます。そして、それと探索で拾った宝石を合わせて「持ち帰る」ことが出来ます。いつ帰れば、相手を出し抜けるのか、これを考えるのがこのゲームの面白さです。

お宝カードはまた処理が異なり、お宝は1つで宝石5個分の価値であったり、15個分の価値であったり、物により価値は違えど、そのお宝自体は一つなので分配することが出来ません。「1人だけで帰るときのみ、回収が出来る」という代物です。分配もあまりも一切なく、1人勝ちしか起こりえないのです。

そして、第3のカード「持ち帰れない」ことが起こる、失敗カードがあります。失敗カードは5種類ほどで、それぞれ3枚ずつあります。宝石とお宝カードの山に混ざっており、同じ種類の失敗カードが2枚でた時点でその探索は強制終了です。このとき「拾った」宝石はすべて失い、持ち帰ることが出来ません。

このような遺跡探索を5回行い、得点を競います。実際にプレイヤーが行うのは、遺跡を進むか帰るかの2択の選択だけです。ですがそのなかに、危険を承知で探索を強行する者もいれば、お宝に目がくらむ人がいて、それが2人同時に現れて持ち帰られず、結局探索を続けた3人目が持ち帰ることもあります。周りのプレイヤーがどう考えてるのかも含めて考えを読みあうところにゲーム性があり、その思惑は、2択でのみ示される。わかりやすくも、迫られる選択に緊張が走る、そんなゲームです。

人数が多いほど盛り上がります。いかがでしょうかね。

冬期講習、始まります。

A日程 12/22,25.27,29

高3数学 高2数学

B日程 12/23,26,28,30

高3英語 高2英語

3年生は共通テスト目前。さらなる対策を冬に進めましょう。