昨日でクールビズが終わり、2024年も残り2ヶ月となりました。
世界中で異常気象だなんて云われています。アマゾン川が干上がってマナオスを中心とした水運に大きな支障をきたしているとか、サハラ砂漠(の中でははじっこのモロッコ)では洪水が起きていくつも大きな湖ができているとか。砂漠化が深刻だなんていわれている中で、いざまとまった雨が降ったら異常気象だなんて。なんだかなぁって思ってしまいます。
自転車整理
生徒の通塾のタイミングで外で生徒の皆さんをお迎えすることが多い私ですが、皆さんへの声掛けと交通整理の合間に生徒の皆さんが乗って来る自転車の整理をしています。きちんと並べることもそうなのですが、風向きによって停める自転車の向きを変えるだとか、雨が降りそうだったらヘルメットをかごに入れている生徒に声をかけるとか、つけっぱなしのライトを消すとか、施錠をしていない生徒に声をかけるなど、こまごまとやることがあります。
最近では自転車の乗り降りの方法が私の子どもの頃と違うのですね。自転車の左側から左ペダルに左足を乗せて右足で蹴り出し、右足を大きく後に振りつつサドルにまたがる。降りる時はその逆の動きをする。今の子どもたちは、自転車の左側から両足で駆け出しながら先にサドルに座り、右足を折りたたみながら右足ペダルを踏む。降りる時は右足を折りたたんで両足を左側に移動させて飛び降りる。なぜかは分からないですが、こんな細かいことでも時代によって変わってくるのですね。
自転車に乗る仕事でSDGsの先駆けに
私は小さな頃から二輪の乗り物が好きです。小2の時に自転車を買ってもらった瞬間から一気に行動範囲が広がり、それこそどこへでも行けると思い、学校からは自転車で行ってはいけないと言われていた校区外へ内緒で行っていたものです。
大人になってから思うところがあり、大阪市内で1年半ほど自転車に乗る仕事をしていました。ホイチョイ・プロダクションズによる映画にもなった「メッセンジャー」です。無線で荷受け先を受信し、荷受け先で荷物を受け取るとともに届け先を確認して届ける、という仕事です。「10分後に自分がどこに行くのかが分からない」というところに面白みを感じて1日に100kmほど走っていました。家から職場まで片道20kmあったのでそれも合わせれば1日に140kmほど走っていた計算になります。ほどんどは大阪市内(北区・中央区・西区中心)で完結していましたが、ごくたまに30km以上離れた神戸や50km近く離れている京都に行くこともありました。ここでは書けないエピソードはたくさんありますが(機会があれば直接話すかも)、おかげで大阪市中心部ならば住所と番地を聞くだけで場所を特定できるようになり、1ヶ月で体重が19kg落ちました(今は見る影もありませんが)。メッセンジャーの場合、燃料はガソリンではなく自分自身(蓄えという名の脂肪)なので、自分の呼気に含まれる二酸化炭素以外の温室効果ガスが何一つ発生しない配送手段です。費用対効果の面で大都市圏以外での展開は難しいのかもしれませんが、個人的には地方都市にも広がってほしいビジネスです。
まずは気持ちのままにペダルを踏もう
自転車に乗れるようになろうとしていた時、皆さんはどのような思考や行動をしたでしょうか。自転車の構造を学んだり、どれぐらいの速さで走ればよいのか検討をしたり、なんていうことをまずした方はほとんどいないと思います。「自転車に乗りたい」という純粋な気持ち、乗れるようになった時のことを思い描いた憧れ、ただそれだけが自転車に乗れるようになろうとしたきっかけという方がほとんどだと思います。乗りたい気持ち、思い描いた憧れのみ胸に抱きながら、何度も転んで泣きながらまたサドルにまたがって、ようやく乗れるようになったのではないかなと思います。何でも何かをやろうとする時、大事なことは「やりたいという気持ち、やってからいろいろ考える、失敗しても気持ちのままにやり続けること」。今でも自転車に乗る時、昔を思い出しながらたまにこんなことを考えます。
冬期講習募集開始です
やりたいという気持ちを心から応援する。失敗した時に徹底して励ましながら伴走する。できるようになるまで横で見守り、できるようになったら一緒に喜ぶ。
そんな職員でいっぱいの文理学院長泉校です。
本日より冬期講習の募集が始まりました。近々こちらのカラーチラシが新聞に折り込まれます。
また、11/16(土)18時より冬期講習の説明会を行います。
お問い合わせはこちらのリンクから、または長泉校(055-943-5180)にお電話ください。
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