中原校R6-191【ブルーオーシャン・レッドオーシャン】

10/24(木)曇り◎

昨日、中3生の面談を行ったのですが、その席でお母様から我が子の進路選択の際の判断基準として、「ブルーオーシャン・レッドオーシャン」の話が出てきて非常に興味深かったです。

「ブルーオーシャン・レッドオーシャン」は起業ビジネスの世界の用語で、未開拓かつ競合のいない(少ない)市場を、青く輝く穏やかな海に例えて「ブルーオーシャン」と言います。

「レッドオーシャン」競争相手となるビジネスモデルや商品が市場に乱立している状態を指します。戦いの血で海(市場)が赤く染まることから例えられた言葉です。

面談の場で、お母様からお子さんが進む進路が「レッドオーシャン」で競争過多なので、「ブルーオーシャン」は無いですか?というお話でした。

「ブルーオーシャン・レッドオーシャン」という言葉を聞いたのは今年になってからで、大学時代の友人が、自分の子供をMARCHと呼ばれる大学の付属小学校に進学させ、そのまま付属中学・付属高校・大学まで進学させたという話を聞いたときが初めてでした。友人は「受験」を中学・高校・大学と3回させずに、小学校の1回に集約させ、ストレスのない学生生活を送らせたいと考えたのは、「ブルーオーシャン」戦略にかなった進路設定だったと話してくれました。聞いていて「なるほど」と感心しました。

「競争によるストレス」を避ける戦略としてはアリかと感じました。ただ、気になったのは、学生時代を穏やかな「ブルーオーシャン」で過ごし、社会人になったら競争原理の働くレッドオーシャン」に漕ぎ出さねばならないなら、その落差はいかほどのものだろう?と考えてしまいました。

レッドオーシャン」を乗り切る事で、世の荒波に対処できる術や精神を育てられるのではないか?「ブルーオーシャン」の航海しか経験が無いと線の細い人間にならないか?といった疑問が浮かんできました。

友人の御子息は穏やかで健やかな精神をもった好青年で、私が危惧したような脆弱さを感じさせないキャラクターだったので、自分の考えは杞憂かな?と考えて進学祝いを渡した後、帰路につきました。

帰りの電車の中で考えてみましたが、ビジネスの世界ならまだしも、「子育て」「教育」では穏やかな「ブルーオーシャン」だけという事も、競争過多なレッドオーシャン」だけという事もあり得ないと思いいたりました。凪ぐこともあれば荒れる時もあるのが海と言うものですし、ズーッと平穏無事な学生生活なんてありえないし、24時間365日波乱に満ちた学生生活もあり得ないわけですから、親が「ブルーオーシャン」を用意しても、子どもは人知れずレッドオーシャン」を航海していて、しっかりと荒波の乗り越え方を学んでいると結論付けました。

昨日の面談では、あらためて生徒さんの前に広がる未来は「ブルーだけでなく「レッド」だけでもない。ただ広大な海でしかないという事実を再認識してお話ししました。生徒さんに「ブルー」の時に「レッド」になった時の備えをしておこう。「レッド」の時にはこれは永遠に続かない、いつか「ブルー」になる時が来ると考えて頑張るんだと話をしました。

例え話が多く、いつもより長い面談になりましたが、伝えたいことは伝わったのではないかと思います。

 

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