中原校R6-185【「評価者」と「分析者」】

10月秋の無料体験授業を実施致します。

詳しくは⇧をタップして下さい。リンクが開きます。

文理の秋

11月のテストに向けて、勉強方法に悩んでいる人は、是非文理学院の授業を体験してみて下さい。お申込み・お問い合わせは文理学院中原校にお電話ください。

文理学院中原校☎054-204-6755

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10/15(火)快晴〇

本日の静岡市は秋晴れの晴天。日差しは暖かく風は涼しい過ごしやすい一日になりそうです。

評価者と教育者

前回のブログで内申点について書きましたが、毎年内申点が出るたびに、今は中学校教師をしている高校時代の友人との会話を思い出します。

その友人は、中学生のころから学校の先生になりたいと考えていて、夢であった教員になる事を実現させました。教員になってからが大変で、現場で理想と現実のギャップの中で日々邁進している様子を話してくれました。

大変な事も多々あるけど、日々のささやかな出来事に喜びを見出し、教え子の成長に目を細める充実した毎日を送っているとの事でした。

その会話の中で、友人は通信簿を付ける事に大変苦慮していると悩みを話してくれました。テストの点数は取れているが、提出物・授業態度に難がある生徒さんの評定をどうしたものか。一生懸命頑張っているけど、テスト点数が取れていない生徒さんの評定をどうつけるか。様々なケースにおいてどうすれば公平でベストなのかを真剣に悩んでいました。内申点は高校進学に必要な数字で、教え子の人生に影響を与えるので、軽々につけることが出来ないと吐露していました。

話をしたのが25年以上前で今とは状況が違いです。当時は学校は3学期制で中間・期末テストを実施して、年5回定期テストがありました。通信簿の評定も「相対評価」で、5が全体の7%程度と割合が決められていました。誰かの内申が1上がる事は、逆に誰かの内申点が1下がる事を意味していいたそうです。

内申点は教え子の進路が決まる重大なもので、真剣に悩みながらつけていたそうです。

その友人の苦悩を聞いていて気づいたのですが、私の仕事には無縁の悩みだと感じました。学校の先生も塾の教師も、教え子の能力を伸ばし、将来の可能性を高める「教育者」という点は同じですが、学校教師は生徒さんに評価をつける「評価者」としての側面を持ちます。塾講師は、生徒さんに評価を下す事は無く、代わりに志望校合格の可能性をはかる「分析者」としての側面を持ちます。

学校の先生=「教育者」+「評価者」であるならば、塾講師=「教育者」+「分析者」であると考えることが出来ました

子供を教えるという同じ仕事をしながら、必要とされるスキルは全然別物になると考えています。ちょうど前期内申が配布されたので、「分析者」として文理の教師が、内申点・通信簿についてお話させていただく中1・中2保護者会を実施いたします

10/19(土)中1・中2保護者会

中1 ①17:00~17:50 ②18:20~19:10

中2 ①19:30~20:20 ②20:40~21:30

持ち物:筆記用具・スリッパ

※①.②のいずれに参加するかは、参加申し込みの書類配布時に伝えてあります。                         ※文理学院中原校は駐車スペースが限られているため、乗り合わせる等、御配慮お願いいたします。