こんにちは。文理学院厚原校の濱田です。
今日出勤しようと自宅の駐車場に向かうとき
「おっ!」
モンキチョウが一羽飛んでいました。
この時期に飛ぶものかどうかはよくわかりませんが
珍しく感じた翁でした。
さて、中3生は各中学校で実力テストが行われています。
既に終わった中学もあれば、これからの中学もあります。
範囲は各教科これまでに学習した内容ですね。
つまり第2回学調に向けたテストです。
文理学院厚原校では10月5日に「第4回静岡県統一模試」を行いました。
この模試では志望校判定だけでなく、各教科の弱点もわかるようになっています。
文理学院に通っていなくても受験できますので
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翁の「今日の一首」
今日の一首
「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きくときぞ 秋はかなしき」 (猿丸太夫)
意味: 秋もたけた山の奥ふかく 散り敷く紅葉をふみわけて 鹿は鳴く
妻恋うて哀々と鳴く鹿よ ああ その声を聞くとき 秋のあわれは深く身に沁む
(角川文庫「田辺小倉百人一首」より引用)
ようやく秋めいてきましたが、紅葉の時期はまだまだ先です。紅葉と言えばやはり紅葉の赤がいいですね。京都や奈良には紅葉が美しい寺が数多くあります。今年はどこか行きたいと翁は考えております。
話を歌に戻しますが、作者とされている猿丸太夫は伝説上の人物とも言われていますが、三十六歌仙に入っているので、実在したらしいです。
鹿の声はよくわかりませんが、中国の詩経に「鹿鳴」の詩があります。この歌は群臣や賓客をもてなす宴会で歌われた歌らしいです。この話を聞けば明治の「鹿鳴館」がピンときますが、「鹿鳴館」の命名はここからとられています。
秋深きころの何とはないせつない物思いを歌っているこの歌。鹿に紅葉の取り合わせは伝統的な美しい意匠で、日本美の一つです。