テストが終わると次への準備

大月校舎 高等部 日曜の人 加藤です。

テストが落ち着いて、、、というのは先週も話に出しましたが前期後期制ではない学校は今から定期試験なんですよね。なので大月校舎、本日も絶賛テスト対策実施してます。もちろん他の校舎も。静岡は富士地区では今から大盛況となるでしょう。自習室も大賑わいです(いや、騒いではいないですが)。

僕は高校1年生、2年生と関わる機会がこういう対策時期しかないので非常に貴重な機会だと思っています。やっぱりメインとなる3年生が授業でも質問でも多くなりがちですしね。でも、ここで質問に来てくれる1、2年生は名前はわからなくても顔は覚えています。3年生になったときに、たまたま僕の授業を受けてくれた、って時だけになりますが、「あー、定期試験で質問にきてくれてたなぁ」とか、「お!いつも〇回は質問してくれていた子だなぁ」とか考えています。

ある程度高校生を教えてきて、”だいたいこの3年になった4月の時点で一年間の質問頻度も決まっている”と感じています。来ない人はとことん来ないしそれで大丈夫、なケースも多いでしょう。ただ、来ることを渋る人は今すぐ変えて欲しいですね。

何事も高校生になると手間が多くなると思います。英語は一文が長い、数学は計算量が多い、理科もそれは共通してるかな。その手間の多さにいつしか”ノートに書く”ことを渋り始めます。”問題を解く”ことを渋ります。解答が長すぎるから”見直しも答えだけ見て終わり”ます。理解をそもそもしようとしないから、質問自体もそもそも出てこない

よく質問しなさい、と指示を出すこともテスト前は多くなりますが、これがそもそも問題を解いて、解説を読んで、疑問に思わないとでてこない。しかもこの”やることを渋る”感覚は全然別のことであっても連鎖して生じます。僕ら大人だってこの負の連鎖をよーく実感してるし、よーくわかってるつもりです。

たとえ些細な内容でもためらわずに持ってきてください。たまに、「くだらない質問かもしれませんが…」と持って来る人もいますが、そんなことない!基礎、基本の内容ほど理解度100%にしたいんです。そこが100%じゃないとぐらついちゃうんです!建物だって基礎が大事でしょう。勉学だって基礎がダメなら全部ダメなんです。

いまだに質問に来ない人はもったいない!どの教科の先生も待ってますよ!今回のテストで思うところあった方は、ぜひ、やることを渋る、って習慣をまず改めてみましょう。何事も、まずは最初の一歩から、ですよ。