《塩山校》猛暑日~

9月も下旬になるのに猛暑日です。
地球温暖化なのか、単なる『変動』なのかはともかく、暑いです。

そういえば、いつだったか気候のはなしをしました。
地球上の気候を、熱帯、乾燥帯、温帯、亜寒帯、寒帯の5つに分け、
乾燥帯と寒帯は樹木のない気候でした。

他の3つは樹木気候でさらに細かく分けるのですが、そのルールが共通しています。
まず、乾季があるのかないのか、あるならばそれが夏なのか冬なのかの
3区分です。

中1の社会で学習する熱帯雨林気候は、熱帯で乾季がない気候。
サバナ気候は、熱帯で冬が乾季の気候です。
高校の地理では、さらにゆるい乾季がある熱帯モンスーン気候が加わります。
ついでに言うと、熱帯で夏が乾季の気候も地球上にはありますが、
極めて限定的なため、学習はしません。

温帯は、地中海性気候が夏が乾季の気候にあたります。
温暖湿潤気候西岸海洋性気候はどちらも乾季がない気候ですが、
夏の気温の高さで区分して、高い方が温暖湿潤、低い方が西岸海洋性気候です。
高校ではさらに、冬が乾季の温帯夏雨(冬期少雨)気候も学習します。

亜寒帯気候は中学校では1区分だけですが、
高校では乾季がない亜寒帯湿潤気候と冬が乾季の亜寒帯夏雨(冬期少雨)気候に区分します。

高校では、都合5つの気候帯に13の気候区分、さらに標高の高い地域の高山気候
加えた14区分を学習して、それぞれの特徴、植生、土壌、そこに住む人々の生活まで
学習します。

うえ~なんて思うかもしれませんが、高校の勉強は中学校の延長上にあります。
だから、今勉強していることが将来もっと詳しく勉強できると思うと楽しみじゃないですか。

話が飛んでしまいましたが、「暑さ寒さも彼岸まで」となってほしいですね。
あと3日です。

塩山校