前回のブログで中川さんが書いた、文チャレの結果を受けて悔し涙を流した生徒。
私は出勤時刻の関係でその場におらず後からこの話の共有を受けたのですが、その次の授業担当が私なので、その生徒のことを非常に心配していました。
テストの採点は私が行ったので、採点をしながら心配をしつづけていたことから、実はこの話を聞いて心配に拍車をかけていたのです。
そして昨日、次の授業がありました。
「極めて平静を努めよう」と担当する私の方がいささか緊張をしていました。
やがてその生徒が来て、他の生徒の前で私に話しかけてきました。
「ホウジョウさんこの前いなかったよね? 実はテストめっちゃ低くてさ、すごい号泣しちゃって泣きながら帰ってさ…」
この、できなかった、泣いちゃったという事実を同級生がいる中でオープンにしたことに驚きました。
中川さんが以前のブログで書いた「伸びる生徒」。
「できていないことを認める。できないことを隠さない」。
これを体現できている小学生。
ものすごくかっこいいと思いませんか?
(ていうか本人にそう伝えちゃいました)
昨日の授業ではこれまで以上に真剣に前向きになり、演習問題も全問正解でした。
それよりも、少し大人になりました。
生徒って、こういう時に一気に成長します。
できなかった自分を受け入れて、きっちりと成長したこの生徒。
そしてそれをフォローしてくださった保護者の方。
教育に携わる者として、二児の父として、一人の人間として、勉強させていただきました。
有難うございました。
長泉校 北條
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