悲しくはないな

こんにちは。双葉校の深沢です。

気づけば9月も20日、月日が過ぎるのはあっという間です。
本日の中1,2は、学園祭で忙しい中多くの生徒が出席してくれました!
疲れた時に無理は禁物ですが、忙しさと勉強を両立させる姿はとても素晴らしいですね!

さて、個人的なお話ですが、私は先日親知らずを抜きました。
親知らずとは、大人になってから生えてくる奥歯のことで、
子どもの世話をすることがなくなった親は知る機会のない歯ということから
そう呼ばれるようになりました。

生え始めは歯ブラシが届かないことが多いため、
虫歯になったり周りの歯に影響を与えたりすることがあるようで、
私はその歯を抜くことを選択しました。

いざその時が来て、椅子に座り、背が倒されながら、
「いよいよ抜かれるんだ」となぜか穏やかな気持ちになりました。
歯医者さんの指示通り口を開けると、麻酔の針が歯茎に押し入ってきます。
思わず顔がこわばりました。
でもさきほどの穏やかな気持ちのままで、しまいには麻酔が効いてきて
少しうとうとしてしまったのです。

三本目の麻酔が打たれたと思ったら、抜く予定の奥歯あたりから鉄の香りがして、
「終わりましたよ」と歯医者さんの声が聞こえてきました。
三本目の麻酔だと思っていたのに、気づいたらもう歯は抜かれていたんですね。
痛みも違和感もなく事が済んだことで、麻酔の偉大さを痛感しました。すごいや。

帰宅後、先ほどまで私の一部だった歯を見つめました。
おそらく虫歯であろう黒い点はありますが、
かつては力強く固いものを砕いてくれていた、私の親知らず。

さよなら。
私はそれをケースに戻して、タンスの奥にしまいました。
どこかで聴いた歌と同じく、悲しくはなかったです。
夏の終わりは物寂しい気持ちになりますが、
奥歯くらいではそんな感慨は得られませんでした。

奥歯をもう2本抜いた私ではありますが、
みなさんの努力にしっかり応えられるよう情熱あふれた授業をしていきますので、
一緒に頑張っていきましょう!

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