こんにちは。文理学院厚原校の濱田です。
私の住む静岡市清水区では、連日の雷雨で河川氾濫や土砂崩れが心配されています。
県西部ではもっとひどい状況で、道路冠水や土砂崩れが起きています。
台風10号はゆっくりとした動きで、奄美諸島や九州南部に大雨と強風をもたらし、
人的被害が出ないことを祈るしかありません。
当初は今頃接近する予定でしたが、
28日(水)、29日(木)ともに平常通り授業を致します。
この台風は今後の進路が不確実ですが、静岡県には日曜日に最接近しそうです。
日曜日には中3と岳陽中1・2年の授業を予定しています。
台風の状況が分かり次第、お電話やブログ等でご連絡致します。
さて、鷹中・大淵中の8月テストが終了しました。
この夏あれだけ頑張ってきた皆さんです。
きっと良い結果が出ると信じています。
また、両中学の3年生は学調があります。
ここで一息つけることなく、学調に向けもう一度気を引き締めましょう。
ところで、この学調とは一体何なのでしょうか?
私は静岡県出身ではないので昔のことはよくわかりませんが、
私の出身県でのお話をさせて頂きます。
私の出身県では、〇〇新聞社模試というのが2回ありました。
県内での順位がわかり、高校選択の大きな指標となったのです。
当時は個人情報保護などという観念もなく、
私の中学では、この模試を含めた中3生の各種テストの順位・得点・氏名が
廊下に張り出されました。
もちろん全員ではありませんが、上位100名が張り出され、
下級生もそれを見ることができました。
部活でも「〇〇先輩、一度も名前が出ないですね。」などと言われることもありました。
更に学校が実施して下さった放課後や夏休み、冬休みの補習授業も
2~3回のテストの平均順位でクラス分けされ、教室内でも上位者から後ろに並ぶという、
今では信じられない光景だったのです。
静岡県では「出文テスト」というのがあったと聞いています。
当時は業者テストを学校の授業時間を利用して実施されるのが当たり前でした。
ところがいつの頃からか、時代の流れもありますが、
「民間企業のテストを授業時間にするのはおかしい」という声が全国的に上がったのですね。
そこで民間ではない団体、つまり静岡県では学校校長会が実施するテストとして、
学調になったと聞いています。
そんな過去の話はどうでもいいのですが、
昔と変わらないのは、学調は進路選択の大きな指標であるということです。
行ける高校ではなく、行きたい高校に現時点での成績で行けるのかどうか。
第1回の学調でそれを知り、第2回の学調までにその差を縮める努力をし、
12月の三者面談で志望校を受験校にするという流れなのです。
中3の皆さん、あと1週間を切りました。
夏期講習や2日間の学調特訓で頑張った成果を見せるために、
私たち講師は協力を惜しみませんので、一緒に頑張っていきましょう。
文理学院厚原校では9月入塾生受付中です。
9月入塾の特典もありますので、詳しくは⇓をポチっと。
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翁の「今日の一首」は学調終了までお休みさせていただきます。