学校のはじまり

大月校舎 高等部 日曜の人 加藤です。

山梨の高校は大半が夏休みを終えていつもの学校生活が戻ってきていますね。静岡も来週からでしょうか。受験生は自分の自由な勉強時間を確保することが一番の課題となるでしょう。

学校が17:00に終わるものとして考えるとそれ以降の自由な時間はそう多くありません。移動や着替え、もろもろの支度などで1時間~2時間とられると考えると、24:00までの時間で5時間。文理の授業があるなら、その分使える時間は減りますね。

やらなきゃいけないこと、タスクが自分にはどれだけあるのか考えましょう。無造作に勉強する前にまずはやること確認です。優先順位は数学・英語がどうしても高くなるでしょう。僕も授業内で「必ず毎日触れる教科」としてこの二つは扱いました。だからこそ、この二つの教科、もっとうまく取り扱う時期だと思うのです。

どっしり机に座ってなくてもできること、例えば単語確認程度ならスキマの時間をおおいに活かしましょう。思った以上にこの少ない時間に触れて得られるものは大きいです。「今週は2時間目と3時間目の間の休み時間にこの単語帳の200番~400番を頭に入れよう」みたいな具体的な目標のもと活かしてみてください。ここから先はシビアな戦いが始まります。5分、10分の積み重ねが大きく効いてくる時期です。高村先生の授業を受けてる生徒さんはいつも聞いてましたよね?「そうだ、この10分だ!」です。

使えるものは何でも使って頑張りましょう。使える時間はいつでも使うんです。使える道具もガンガン使う。自習室はもちろんのこと、僕ら文理の先生も、授業外では疑問・質問に答えられる君たちの”道具”だと思っています。上手く使ってくださいね。