長泉校舎#205 夏期講習もいよいよ終わります

中川さん・北條さんと飲みに行けてたいへんハッピーな誕生日を送ることができ、とても幸せな気分の勝又です。

 

中学生の夏期講習は本日をもって、終了となりました。小学生の夏期講習も8/23(金)をもって終了となります。

中1・2の塾生と講習から新たに仲間になってくれる新入塾生は、明日(8/21)の18:10(時間に注意)から仕上げ講座が始まります。

中3の塾生とTOP高講座を申し込まれた方は明日(8/21)からTOP高講座・理社特訓がスタートします。

皆さん、引き続き頑張りましょう。

 

さて、終わりといえば2024パリオリンピックも先日終了しました。パリオリンピックの話をしてくれる方もたくさんいました。

私は、パリオリンピックを全くみていないのでパリオリンピックについては語れないのですが、オリンピックでとても印象に残っているものがあるので、終戦記念日も過ぎたこのタイミングで紹介したいと思います。

 

フィギュアスケート選手だったカタリナ・ビットが1994年の冬季リレハンメルオリンピックで『花はどこへ行ったWhere Have All the Flowers Gone』を滑りました。彼女は、1984年のサラエボオリンピック、1988年のカルガリーオリンピックの2大会連続で東ドイツの代表として、金を獲得しました。その後、プロに転向し、オリンピックには本来出場できない立場でした。しかし、本大会では、プロの参加が認められ、彼女は本大会への参加表明をしました。

現役選手ではなく、勝ち目がないと本人は考えていたそうですが、なぜ彼女はリレハンメルオリンピックに出場したのでしょうか。

彼女がはじめて金メダルを獲得した栄光の地であるサラエボは、当時ユーゴスラビア紛争の戦火によって破壊され、瓦礫と化していました。彼女は、そのことに静かなる怒りと未来への希望を込め、オリンピックという平和の祭典で統一ドイツの代表者として、世界一有名な反戦歌である『花はどこへ行ったWhere Have All the Flowers Gone』を滑ることを決意しました。現役ではなく、年齢の問題もあるなかでのオリンピックというたいへん大きな世界大会への挑戦はとてつもない努力があったのだろうと思います。それでも彼女は、それを成し遂げ、オリンピックという舞台で、『花はどこへ行ったWhere Have All the Flowers Gone』を滑ったのです。その彼女の演技に観客は盛大な拍手を送ったそうですから、彼女の伝えたかったメッセージは多くの観客に届いたのでしょう。

 

ちなみに、『花はどこへ行ったWhere Have All the Flowers Gone』はアメリカンフォークの父ピート=シーガーが作詞作曲しジョー・ヒッカーソンがさらに詞を加えたと言われている世界で最も有名な反戦歌です。「花はどこへいった→彼女が摘んでいった→彼女はどこへいった→男のもとへ嫁いでいった→男はどこへ行った→戦士として戦争へいった→戦士はどこへいった→お墓へいった→お墓はどこへいった(どうなった)→花に覆われお花畑となった→花はどこへいった→彼女が摘んでいった…」これを彼らはいつ学ぶのだろう、といった内容の歌です。キングストン・トリオやピーター・ポール&マリー、マレーネ・ディートリッヒなど多くの著名人に歌われてきており、現在も多くの場所で、歌われています。

 

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長泉校 勝又