こんにちは。文理学院厚原校の濱田です。
ここ最近気になっていることです。
新型コロナが第11波に入っています。
感染症の分類が変わっただけで、感染力が低下したわけではありません。
以前と同様に、帰宅時の「手洗い・うがい」は基本です。
また、マスクが義務化されていなくても、
わが身を守り、他人に感染させないという気配りをしましょうね。
さて、文理学院厚原校では中1、中2の夏期講習が後半戦に入りました。
後半は8、9月の夏休み明けテスト対策を中心とした復習授業になります。
更に、9月入塾生受付中です。
9月入塾の特典もありますので、詳しくは⇓をポチっと。
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今日の一首
「わびぬれば 今はたおなじ 難波なり みをつくしても 逢はんとぞ思ふ」
(元良親王)
意味: 人は私を指してそしる、不倫の恋に狂う痴れ者と
世間の目に咎められ、もはやあなたに逢うこともままならぬ世のおきて
恋うて物狂おしく、悶々の日々
ええい もはや同じこと、噂が立った今は、難波のみをつくしではないが
身をつくして 破滅しても ままよ
あなたに逢いたい、逢わずには惜くものか
風に吹き立てられ 絶えま 絶えまに 夢のようにあらわれてくる
(角川文庫「田辺小倉百人一首」より引用)
激しい恋心が、美しい調べに見事にのった歌です。
「みをつくし」は難波の水路にある「澪標」と「身を尽くす」の「掛詞」ですね。
また「難波」は今の大阪のことで、小倉百人一首では何首かに出てきますが、
ここでは「みをつくし」を引き出すための「縁語」であり、
大阪のことを詠んでいるわけではありません。
今回は表現技法の説明も入れました。
他にもいろいろな技法はありますので、またご紹介します。