《塩山校》歴史を勉強する

少し前の話になりますが、
中学生対象夏期講習特典の池上彰さん講演が行われました。
(今でも映像を見ることができます)。

その感想文のなかで、「歴史は繰り返さないが韻を踏む」という言葉が
印象に残ったという生徒が何人かいました。
この言葉から話は広がり、ウクライナ問題、パレスチナ問題など、過去からつながる現代の世界情勢を解説していました。

これは池上さん自身の言葉ではありませんが、歴史に関する格言は多数あり、
「歴史は繰り返す」という一見矛盾するようなものもあります。
もちろん歴史上全く同じことが繰り返すことはありませんから、
「同じようなことが」という言葉が省略されていると考えるべきで、
そうするとこの2つは全く同じことを意味しています。

歴史に学べという格言もあります。歴史をでなく、歴史にです。

歴史に学べ、それにより人の行動が読める 吉田茂
歴史から教訓を学ばぬものは、過ちを繰り返して滅びる W.チャーチル
さらに、愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ O.ビスマルク

いずれも中学の歴史教科書に載っている人物の言葉です。
いかに、過去から学ぶことが大切かを表しています。

中学生の社会を担当していてます。
歴史が苦手、語句が覚えられない、人名が覚えられない、
などしばしば生徒から聞きます。
(もちろん得意だという生徒も同じくらいいます)。
覚え方をゴロにしたり、土偶・貝塚・竪穴住居は縄文3点セットとか、
何度も声に出していってみたり、覚え方の工夫も教えます。

本当にわかってほしいことは、そんなことではありません。
それは、…いつになく長くなってしまいました。次回に続きます。

逆転の文理夏期講習

成績アップを繰り返す
塩山校