鎌矢です。
この週末、ワイナリー巡りしてきました。
「ワイナリー」とはワインを作って販売しているところです。
勝沼方面はワイナリーが多く集まっていまして、そこらを転々と。
そんな巡り旅、2回目です。
1回目は、甲府南西のブログの方に書いております。
今回も、まあ、ハンドルキーパーとして、飲兵衛たちを運びました。
メンバーとしては、前回とほぼ同じなのですが、その前回の参加者の一人に、
ワイナリー巡りを提案した者がいます。ただその者、ワイナリー巡りの旅の少し前に
コロナに罹ってしまい、何とか参加できたものの、味覚がない状態に。
ワインを試飲しても風味を感じる事ができず、「刺激があるのはわかる」程度でした。
こちらもせっかく山梨に来たのだからと、鳥もつ煮やらほうとうやらのお店を見繕っていましたが、
「どん〇衛食べるのと何ら変わらん」結果で旅が終わりました。
なんとも無念な一回目の旅となっていました。
今回がリベンジマッチでした。
万全な状態のその者は、フルスロットルでした。
もとよりワイナリー巡りを提案するほどです。ワインの知識は想像以上でした。
ワインの試飲をはたから見ている私でしたが、たっぷりワインの話を浴びました。
ワインの歴史から国の特色、製法から原料の違い、合わせるおつまみや飲みやすさなど、
多くの話を聞きました。
あの有名なスパークリングワインであるシャンパン、偶然生まれた産物なんて話も。
ワインは、ブドウの糖分を酵母が発酵させてアルコールに変えることで出来上がります。
これによりアルコールが増え続け、度数が14%程度になった時に、酵母の活動が止まりワインの完成となります。(実際はこれのみではないようですが)
この反応で、スパークリングとなる炭酸ガスが発生するのです。
ただ、本来では発酵に用いる発酵樽から抜け出して液中には残りません。
一方、シャンパンを作ったシャンパーニュ地方、ここはフランスの最北部に位置している為、
アルコールを作る発酵プロセスが寒気によって妨げられることがありました。
ここで発酵が完了したと勘違いした結果、これをボトル詰めしました。
輸出したボトルが暖かい地域に入ると、酵母が発酵を再開します。
ボトル詰めされているので、発生する炭酸ガスは逃げ場がありません。液に溶け込みました。
という結果で、偶然にスパークリングワインができあがったというのです。
お酒が飲めない私でも、やはりこういう話は楽しく聞いてしまいます。
失敗が成功の母と言われる典型例だな、なんて感じていました。
そんなこんなで、ワイナリー巡りの旅 二回目も無事終わりました。
ハンドルキーパーの私でも、美味しいワインを楽しめ…
いや、美味しいワインの話をテイスティングできました。
楽しい休日を過ごすことができました。