大月高等部 日曜の人 加藤です。
高校生の一年のリズムの中で最初の山場となる定期試験がほとんど終わりとなりました。あとは興譲館の生徒さん、もうちょっと頑張って!
気候も安定せず雨が降ったり気温差が大きかったりで体のバランスも乱れますので、こまめに調整できるならしていきましょう。
さて、学校の試験が終わったら文理でも模試がありますね。静岡県の校舎はほぼ先週終わっていますが、山梨県の校舎は明日以降でスタートしていきます。対象が1,2年生となります。3年生の皆さんはこれまでよりも沢山の模試を学校で受けることになりますので、そちらで頑張りましょう。
高校生の模試は基本的に学校、地区単位でなく全国的に行われるもの。そして受験は日本全国の同じ受験生と競うもの。どうしてもレベルは上がります。単純な「できた、できなかった」ではなく、「簡単だった、難しかった」の感想ではなく、問ごとの具体的な反省が大事になっていきます。3年生の授業ではたびたび言ってるつもりですが、この「反省点を挙げる」って難しいんです。特に学校行事のレポートや、読書感想文などで「おもしろかったです」ぐらいしか書いてこなかった人!要注意ですよ!
問題が解けなかった理由を探せるようになってください。
・問題文が読めていたか
・用語、単語の意味を正しく理解していたか
・扱う単元、公式を間違えていないか
・公式の使い方が正しいか
・計算ミスが無いか
・答える対象が正しいか
突き詰めるとこのくらいでしょうか。あとは”本番時に切羽詰まって混乱していないか”。まずはこの6+1項目の見極めをしましょう。見極められたら解説で確認しましょう。ターゲットが絞れている分、あの長い長い解説の文章もいくらか読めるでしょう。
解説は上の6項目ほぼすべてを網羅しています。しているからこそ長い。長いから読みたくない。なんてことがかなりの頻度で生じます。(実際質問で答える内容の4割くらいが解説の解読です)
1年生の方はまず模試、試験の長時間作業に慣れましょう。最優先するのはどの教科もとりあえず一周すること。全問題に目を通す、解ける問題を解く。これが一番大事。
2年生の方は過去単元の見直しの機会にもなるので、甘かった、弱かった単元を見極めましょう。先の話ですが夏休みが明けたら理科・社会が模試に仲間入りします。そこまでに英・数・国がどれだけ高められるかを意識しましょう。
こんなに長く書いてるとそれこそ誰も読まなくなるね!とにかくみんな頑張って!